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年金と逆転現象が起きても、生活保護の金額は減らすべきじゃない

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生活保護はよく国民年金の受給額と比べられることがあります。これは生活保護の受給額の方が国民年金よりも一般的には高いために、不公平じゃないか?矛盾しているのではないか?という指摘です。ただ、そして、多くの人が生活保護の受給額を国民年金と同じくらいに下げろ。という主張をします。何故、年金の方を生活保護の受給額に合わせるべき。という指摘があまりないのか?それは年金の受給額で生活できてしまう人が多いからだと思います。年金は一般的名国民であれば、かなりの人数にかかわりのあることでありますし、将来的に受給者になる人の割合も高い。それは年金保険料を支払う余裕もあるからこそですよね。ということは、生活保護を貰うなんてことは想像することもないくらい、一定のゆとりのある暮らしができているはずです。

 

だからこそ、年金の支給金額に満足はいっていないものの、死活問題になることはないから、それを基準にして生活保護の受給額は高すぎる!という主張をするのではないか?と思います。しかし、生活保護を受給している人と、年金を受給している人、またはこれから受給する人の生活実態が全然違います。年金の支給額は個別に違うと思いますが、多くの人は年金だけで生活を維持していくのは厳しいと思っているはずです。できないことはないだろうけど、それまでの生活水準を大分切り下げないと不可能でしょう。それまでの生活水準を維持するなら、当然貯金に頼らないといけない。貯金があるから、少ない年金の支給額でも生活していけるし、文句が出づらい面はあると思います。

 

しかし、生活保護の受給者は貯金はありません。貯金を持っていることは基本的に許されないのです。つまり、生活保護の受給金額を仮に年金と同じ程度の金額に切り下げたら、彼らは年金だけで生活していくことと同じ状態になってしまいます。それが可能ですか?可能だとして、それで健康的で文化的な生活は送れるのでしょうか?これは厳しいと思います。というか、何がおかしいって、最低限度の生活を送るために支給されるのが生活保護であって、その金額を切り下げる、しかも微妙じゃなくて、年金支給額と同じになるように、大々的に切り下げるなんてありえないでしょう。最低限度の生活を送るために設定された金額から大幅に下げて、受給者が生活できるわけないんです。

 

年金受給者と生活保護受給者は生活の基盤が全然違うのです。だから、この2つの制度はそもそも何のためにあるのか?その理念も違う。そうなると、この2つの制度を比較して、不公平だとか言うこと自体がそもそもおかしいのではないか?と思います。全く異なる制度なのに、どうしてこの2つを比較することができるのだろう?と。これらの制度は2者択一じゃない。年金だけ受給していて生活が苦しい場合には生活保護を受給できます。だから、年金の支給金額だけでそもそも生活できる人、貯金などがあって、生活できる人はどうして文句が出てくるのでしょうか?年金保険料を支払う方が損だ!だったら、将来、生活保護を受けた方が良い!という主張は確かにその通りかもしれない。ならば、年金制度はそもそもいらないってことなんですよ。

 

年金は年金保険料を支払ったからこそ、将来受給できるわけですが、得する人もいれば、損する人もいるし、ほぼ変わらない人もいます。一部の得する人以外は将来に積み立てて、自分で老後の備えを作れば良い。そうするべきだとする人も中にはいるようです。そして、各人が老後に向けてそういう努力をした結果、それでも生活に困る人だけが生活保護を受給すれば良い。しかし、そうすると、生活保護を目当てにして、誰も将来に向けて貯金の積み立てなんかしないんじゃないか?と思うかもしれませんが、実はそうでもないと思います。それは生活保護の費用は打ち出の小槌ではないからです。財政的な限界がある。

 

つまり、別に高齢者だけに限りませんけど、生活保護をあてにする人が多くいて、その人たちが殺到しても全員には支給できないんです。今だって、本当は生活保護受給したいけど、申請しても断られたり、我慢している人たちがいます。現状で、これですよ。今後高齢者が増えていくことは間違いありませんが、彼らの多くが生活保護をあてにして、貯金を全くしないで生活していったとしても、じゃあ、いざ申請しても、受給が許可されるのはそのうちの7割かもしれない、5割かもしれない、3割かもしれない。生活保護は高齢者だけではなくて、現役の働き盛りの世代も受給していますから。みんなが楽をして生活保護に集ろうとすればするほど、自分が受給できる確率はどんどん下がる。よって、相変わらず生活保護に頼ろうとする人たちは一定数はいるでしょう。しかし、大多数は自分が将来困ることを考慮して、それなりに貯金をしていくのではないでしょうか?

 

要するに、微妙な結論になってしまいますが、将来のリスクを背負ってまで怠けたい人は、生活保護をあてにすれば良いだろうし、リスクを補填して生活したい人は貯金をコツコツをしていけば良い。今だって、結局はそれに似たような状態だと思うんですけどね。年金制度は生活保護制度以上に、現時点で問題が明るみになっていると思います。ただ、やめるにやめられないような状況で、無理をしてでも、今後も続けていくのでしょうね。埋没費用を恐れて事業から撤退できない企業と似たような状況に思えてきます。そんな感じで、人々に不満を生じさせるような、生活保護を比べてしまうような年金制度自体、早く淘汰された方が良いのではないか?と思います。

 

 

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