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「選挙行かない理由を教えて?」←投票率が低下する原因

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来月の中旬頃にどうやら衆議院総選挙があるらしい。この国では、選挙に行かないことはどうやら非国民扱いをされてしまうらしい。人にもよるけど、選挙に行かないだけで罵詈雑言を浴びせる人もいれば、何で選挙に行かないのか?と理由を聞いてくるような人、大きく分けると2つのタイプがあるように思うのです。さて、選挙に行かないことをどう思うか?については個人の自由だと思うのだけど、一応、義務ではないわが国における選挙への不参加をわざわざ声に出して咎めるのはおかしいだろうとは思う。罵詈雑言を浴びせる人はもってのほかだが、選挙に行かない理由をわざわざ問いただすような人も個人的にはどうか?と思うのです。「選挙に行かない人に「なんで行かないの?」と聞くこと自体が、何か違うんじゃないのか - yuhka-unoの日記」でも書かれているのだが、選挙に行かないことをわざわざ聞くということは、その人の心のうちには「選挙に行くのが当たり前」だという認識が多分あるんじゃないか?と思う。私自身はそう感じているから、選挙に行くことが当たり前とか、選挙に行かない人はおかしいと思っているような人の言うことを聞く気にはなれないということですね。選挙権の行使は完全な自由だといった風潮が世の中に蔓延する。行かない人を叩いたり、選挙行った?とか、行ってないなら早く行けよ!といった干渉があるうちは、とてもじゃないけど、みんな投票には行く気になれないでしょう。

 

選挙に行くのが完全な個人の自由だと思っているのなら、そんなことはわざわざ聞くとは思えないということは、今言いましたが、2年前の衆議院総選挙のときに乙武洋匡氏がTwitterで「何で選挙に行かないのか?その理由を教えてほしい」というツイートを流して、多くの人が反応していた覚えがあるけど、この人もおそらく選挙に行かないのはおかしいという認識が多少なりともあるから、こういう行動に出たと思うのです。選挙に行かないのはおかしいか?私は別におかしくはないと思うのだ。よく理由に挙げられるのは面倒とか、他に用事があるとか、寒いとか、それは単なる言い訳と罵られたり、客観的に見たら、首を傾げてしまう理由もあるだろうが、それも本人にとっては理由になるのだろうから、それを咎めてもしょうがない。選挙にかける思いや選挙の価値が全然違うのだから。

 

よく選挙に行かないのなら、政治に文句をぶつけるなよ?といった批判も見られるが、これもおかしいように思う。選挙に参加しなかったうえで、負うべき責任というのは、選挙に参加してさえいれば変えられたかもしれない事実のみでだと思う。つまり、選挙に行かないことで文句が言えないことがあるとすれば、それは選挙結果であり、その先の政治についてはまた次元の違う話です。選挙においてはすでに存在している候補者の中から選ぶしかできず、自分に理想の政治があって、それを掲げている候補者、または政党が存在していない場合には、選挙に参加したところで、どうにもできない。つまり、選挙とは別の機会で不満をぶつけるしか術が無い。ましてや、結果的に、自分の一票で選挙結果を変えられらなかったのなら、参加しても、参加しなくても結果的には変わらなかった。ということが言えるでしょう。そういう場合には、自分の投票で結果を左右できない状態ならば、参加しないだけ得策だったとも言えそうで、選挙に行った、行ってないで文句を言える、言えないを語ることも意味がない気がしてきます。

 

ちょっと話が逸れましたが、私が言いたいのは、少なくとも選挙に行かないのがおかしいと大多数が思っている世の中が続くならば、選挙における投票率が上がるとは到底思えないということです。選挙が近づくと、毎回冒頭で述べたような、選挙に行かない人への批判、選挙に行かない人たちへの理由の尋問などが行われますが、はっきり言って、選挙に行かない人からしたらウザい以外の何物でもないでしょう。選挙に行かない人への嫌がらせにも見えてしまう行為をやめない限り、または選挙に行かないことがおかしいといった風潮が消えない限り、彼らが選挙に少しでも行きたいと思える気持ちは膨らまないどころか、削ぐだけだと思うんですよね。私は選挙に行く、行かないは個人が完全に自由に決定できる性質のものであり、他者がいちいち干渉すべきものではないと思っていますので、誰かに選挙の話題をこちらから持ち出すということはしません。そもそも、投票率が上がれば良いという風潮もよく分かりませんからね。

 

投票率が低いことの弊害としてよく挙げられるのは、組織票が勝ちやすくなるということですが、組織票が使える政党や候補者が有利になるのは当たり前の話です。一定数安定した得票数が期待できるのですから、それがある場合とない場合では、そりゃ状況は全然違う。別に組織票はルール違反ではないし、単なる戦略の1つでしかない。組織票は投票率が低いほど有利に働くから、組織表を持つ候補者等に勝たせたくない場合には、投票率を挙げるしかない。だから、投票率が低いことは悪いことだ!と世論を誘導し、多くを選挙に行かせるという作戦がとられているというだけだと思います。あと、投票率が低い原因は若者の投票率が低いからとも言われており、若者の投票率が低いと、永遠に若者は政治において不遇されてしまう。と言われているけれども、若者の投票率が上がったとしても、若者が政治において優遇される可能性は低いと思うのです。詳しくは「若者の投票率が上がると、政治家は若者を優遇する←嘘だろ - 就職しないで、ブロガーになった人のBlog」の記事をご覧ください。選挙に行かせるにはどうすうすべきか?投票率を上げるには何をすべきか?といったことがよく話し合われていますが、1番効果的なのは投票を義務にするということでしょう。投票率が高ければ高いほど良いというのならば、じゃあ何故国は義務にしないのでしょうかね?そこも投票率が高い=良いとは関係ないことの表れだと思いますけどね。国は少なくとも投票率に関しては危機感は感じていない。国民が投票率を上げたいのであれば、誰にも干渉しないで、黙って俯瞰する。これが1番の策な気がします。

 

 

 

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