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若者や新入社員の多くが会社をすぐ辞めるのはしょうがない

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トピック「退職」について

 

派遣社員から正社員に登用された女性が妊娠して、育児休暇を取得し、再び職場復帰できるか?という話が話題になりました。これについては無責任だという声もあれば、これだから少子化が進むんだという声もあり、賛否両論だったと思います。批判している人は半年っていう期間の短さが問題なのでしょうかね?結局、いつか妊娠をするのであれば、それがいつになるか?の違いでしかなく、そこは大した問題には思えません。この人は辞めるしかないと思っていたみたいですけど、なんとか正社員の座を手放したくないという思いから、こういう相談をネットにしたみたいですけど、反感を買った人もいたということでしょう。同じような話題だと、半年くらい前かな?ヨドバシカメラに正社員として入社した人が、わずか10日で退職したということもありました。

 

その人が会社を10日で辞めた理由というのは、自分の思っていた仕事と実際の仕事がまるで違うということ。正社員なのに、アルバイトみたいな仕事しか任せてもらえないというところが納得いかないらしく、入社後わずか10日で辞めてしまったらしいのです。私なんか正社員の待遇で仕事がアルバイト並みだったらちょっと楽なんじゃね?と思って、むしろラッキーと思うかもしれませんけど、この人はそうは思わなかったってことは、仕事に対してかなり真剣に向き合っていたということでしょうね。こういうのは報道されないだけで、結構起きていると思うのです。10日は極端だとしても、1年とか、それくらい短期間で辞める人は相当な数いると思います。それは今の就職活動の問題点ともリンクする部分があると思いますね。

 

就職活動って、よくお見合いに例えられますけど、実は全然違う気もするのです。お見合いってのは、あくまでも両者が対等でお互い聞きたいことをほぼ何でも聞いて結婚相手として相応しいか?見定める場だと思います。就職活動では、企業側は学生に対して同じことをしていると思いますが、学生側はしていないと思うのです。正確にいうと、それができない事情がある。それは両者が対等ではないからです。学生はお見合いみたいにある程度聞きたいことを聞けるというものではないから。企業は主に面接や集団討論などを何回も重ねて、その学生の人柄や能力、将来性などを見極めて採用を決めます。最近はより素の学生を見極めるために、TwitterやFace bookなどのSNSをチェックしたりする人事もいるみたいで、企業側はある程度踏み込んで学生側を知ろうとすることができるのですが、学生側にそういうチャンスがあるか?というと、あまりないと思うのです。

 

会社説明会と選考の場くらいですかね?あるとすれば。ただ、会社説明会は企業にとっては宣伝に近い意味もあるので、悪い印象は与えないように配慮しています。人当たりの良い社員を絶対に選んでいるし、非常に良い雰囲気を意図的に作り出していると思います。だから、会社説明会の雰囲気はあまり当てにならないと思う。また、面接などの選考についても、面接官も当然演技している面もあるし、こちらから質問できる機会だって何でも聞きたいことを聞けるわけじゃない。不採用になることを恐れて、企業側にとって都合の悪い質問は当然できない。OB、OG訪問をしたって、そのOB、OGだって自分の会社の中でも立場もあるから、本音は語ってくれないと思うし。企業側が学生を知るケースと比べて、学生が企業を知るケースでは、実態を知ることの出来る割合があまりにも乏しい。

 

分かりやすくいうと、企業側は学生とお見合いをして、その後何回もデートを重ねて、最終的に結婚するか?を見定めることができるけど、学生は企業と最初のお見合いしかできず、それだけで結婚相手として相応しいか?見定めないといけないため、そりゃ後悔するケースが出てきて当然といえる部分もあるのです。だから、結婚生活をしてみないと分からない部分が往々にあり、こんな人だとは思わなかった・・・。と、いずれ離婚したくなるのはしょうがないということなのでしょう。学生がある程度早期退職してしまうのは、現行の就職活動を見ているとしょうがない気もする。学生を責めてもしょうがないと思うし、立場の違いというのはそう簡単に是正できるものではないけど、これが存在する限り、学生と企業のミスマッチというか、働き始めた後のがっかり感が生まれることは必至だと思います。私は以前から就職活動にはインターンシップをもっと取り入れるべきということを話してきました。インターンシップは実際の仕事(入社した後に同じ仕事を経験するとは限らないが)を経験できるとともに、オフィス内で実際に仕事ができるために、その会社の生の雰囲気をある程度体感できるメリットがあると思います。インターンシップも企業側意図的に学生側に好感触を持ってもらえるように操作することは多分可能なんでしょう。ただ、やらないよりはまだマシかな?と思うのです。

 

また、もっと言うと就職活動自体やめないか?とも思っています。つまり、正社員の採用は全員アルバイトから。一定期間アルバイト等で働いて、一定のスキルを身に付けたり、実績を残した人を正社員に登用するというのが良いのではないか?と思う。それならば、双方が納得した形で正社員採用ができると思うのです。アルバイトといえども、長くその会社で働けば当然実際に正社員の働きぶりも長く見ているし、分からない部分の方が少ないはず。企業側としても長くアルバイトとしての働き振りを見ていれば、未知な部分が少なく、面接なんかで見るよりも人柄は正確に判断できるはず。そして、実際に正社員として働き始めたときの姿が容易に想像できると思う。こんなはずじゃなかった!ってのが双方にとってほぼないのでは?と思うのです。就職活動や採用活動にかかるコストもいりませんし。メリット大きいと思うんですけどね。これも正社員登用の基準をどうするのか?とか、課題はあると思うけど、正社員採用は新卒の学生をいきなり採用するのではなく、アルバイトからの昇格が主流になれば、お互いがともに幸せになれるのではないですかね?

 

 

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