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違法でも、違反でもない転売はなぜ悪いとされるのか?

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JRが販売する予定だった記念SUICAが発売当日になって、急遽販売中止になり、JR構内に怒号が響き渡った事件から数日が経過し、JRは記念SUICAのネット販売と希望者全員への販売を予定している。ということが発表されましたね。私は記念SUICAというものが売られていたというのを知りませんでしたので、今回のニュースを見て、そういうのがあるんだ!?と初めて知りました。デザインもオシャレだし、ちょっと欲しいなと思いつつも、あの列を並んで買いに行くのはダルいと感じていました。ただ、今回はネットでも購入可能みたいですから、ちょっと買ってみようかな?と思っています。SUICAは持っていますけど、やっぱりああいったデザインのSUICAも欲しいなと思えてきますね。3枚まで購入可能で、1枚2000円みたいです。1枚は使うとして、もう1枚保存用とかで買っておこうかな?と思います。

 

3枚までということですから、転売目的の人によって買い占められるということもないでしょうし、そもそも希望者全員に行き渡るようですからね。1枚2000円なら3枚買ってしまおうかな?と思います。せっかくなので。私は転売目的ではないですけど、何か10年後とかには持っていると、自慢できそうな気がしてきて(笑)そういう意味でいうと、転売目的の人も、現時点では誰でも変えるから、転売はほとんどできないと思うけど、何年かしたら、今買えなかった人、買わなかった人が欲しいと言ってくる可能性もあるので、そのときには高値で売れるかもしれませんね。今回のは購入制限もあるし、希望者全員が買えるわけですから、別に転売目的の人も別に良いと思いますけどね。

 

転売自体はこの国では嫌う人が多いみたいですけど、転売を肯定している人も中にはいる。安く仕入れて、高く売るということは商売の基本だという人もいるし、私自身は転売を嫌う人の気持ちも分からないでもないけど、転売がいけない行為か?というと、一概にはそうは思えない。よくアーティストやバンドのライブのチケットがネットオークションサイトなどで高く売られたりもしますよね。それによってチケットを買いそびれてしまった人が、高いお金を出しても買えるというメリットはあるものの、転売する人がいるから買えない人が出てくる。最終的には金持ちしかライブにいけなくなる?なんて事態が想定される。といったことも言われています。だからこそ、ライブの主催者側も転売を禁じるとともに、転売ができないように(転売されたチケットでは入場できないように)策を講じているというところも多くあるようですけど、「チケット転売肯定論 -- livehis」のサイトでは、転売を肯定する理論が語られています。

 

ここで語られているのは、多くの場合、チケットは返品ができないし、転売も認められないとなると、都合が悪くなった人への救済手段がない、お金を諦めるしかない、じゃあ転売をして1人でも多くのファンに来てもらった方がライブをする側も喜ぶだろうし、本来なら行けなかった人も行けるようになるし、都合が悪くて行けなくなった人もお金を回収できるし、誰も困らないし、みんなにメリットがあるじゃないか!的なことが書かれていると思います。確かにそうなんですよね。転売が行われると、転売屋が介入してきた分だけチケットを手に入れられない人がいるのはそのとおりなのだが、そのチケットは最終的に見に行きたい誰かの手にわたるならば、結局同じではないか?という話になります。その最終的に渡った誰かというのは、何らかの原因でチケットが手に入れられなかった人でしょう。その人も出来ることなら定価でほしいと思っていただろうが、定価で手に入る可能性は現実的にほぼ0だ。でも、それが手に入る可能性が現実的に出てきたのは誰のお陰か?というと、転売屋なのです。つまり、従来ならばほぼ100%そのチケットを諦めないといけないのが、転売屋がいることによってちょっと高いお金を出せば手に入れられるチャンスが生まれた。で、その金額が許容範囲内ならば、本来行けなかったはずのライブに行けることになった!その願いを叶えてくれた転売屋に定価との差額を手数料として払っても、別におかしな話には思えないのです。

 

また、民法では「所有者は所有物の使用、収益、処分をする権利がある」とされています。正規で買ったチケットを普通に使うか?誰かに転売するか?捨てるか?というのは所有権者の完全な自由ということになっています。これは法令の範囲内ということですので、各都道府県にある「転売やダフ屋行為の禁止」の条例に違反しない限りはOKということになります。しかも、こういった条例は、単純や転売やダフ屋行為を禁止するものではなく、しつこく付きまとったり、無理矢理買わせるなどの迷惑行為に及んだ場合のみ違反するということですから、結局、条例でも、民法でも通常の転売行為の禁止は認められないということになるのでしょうね。

 

つまり、法律を理屈にして考えると、ファンのことを思って講じている転売禁止の策こその方が逆におかしい、法律的にはアウト?という考え方になるのかもしれません。ライブ主催者側の考え方は分からないでもないでもないけど、実際、転売を禁止すると先ほど言ったように都合が悪くなって行けなくなった人はお金を丸々損をするだけだし、転売禁止はファンのこと考えてないともとれそうな気もしてきます。そもそも希望者が多くて買えない人が多く出てくるものが値段が釣りあがっていくというのは市場原理において真っ当な現象だろうし、そういう人気の商品の値段を安く提供してしまっていることが、転売を加速することの原因なのかもしれないですね。値段を上げれば、転売をする人も1人で多くを買えなくなるので、転売屋が介入できる余地も減ってくると思うのですが。チケットの値段が市場原理に照らして適正じゃないというのが、1つの原因にありそうです。あまりチケットの値段を高くすると、本当のファンなのにお金の問題で観にこれないという人も出てきそうだから、そこを配慮しているのかもしれないけど、そうなると転売が加速するだけだし、その2つを両立することは何か凄い難しいですね。

 

話は戻って閑話休題です。今回の騒動を見て思ったのは、何で最初からネット販売をしなかったのか?ということです。それをしていればあんなことにならなかっただろうに。ネット販売の対応がすぐにできるのなら尚更です。ニュースを見ていて、私は「何でネットや通販で売らないのかな?」と一人でつぶやいていましたが、その翌日ですよ。ネット販売が実施されると告知されたのは。じゃあ、最初からそうすればいいのに。このSUICAみたいに希望者全員が買えるというのであれば、転売する人の存在が問題になることはほとんどない。ライブのなどの場合は提供するのは、人間の演奏であり、資本が限られているものです。SUICAみたいにいくらでも増刷可能というものではないので、公演回数の増加などで対応することにも限界があるし、非常に難しいのでしょうね。転売を嫌う人の心情はとしては、転売屋に邪魔されたという気持ちもあれば、金儲けをしている人間が嫌いという気持ちもあるような気がします。わしたちがスーパーで買ってくる商品もスーパーという場所に行き着くまでは、何度も転売が繰り返されてきているものです(直接、生産者から買えば、もっと格安で手に入る)から、それを日常生活で多くの人が受け入れてしまっている以上、否定するというのもまた難しいのかな?と思います。

 

 

 

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