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生活保護の現物支給は不正受給は減らずに本末転倒な模様

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生活保護の話題になるたまに誰かが声高に叫ぶ現物支給の問題です。私は現物支給を叫ぶ人は合理性よりも感情論が先行しているのではないか?と思ってしまうのだけど、どうでしょうか?現物支給を唱える人の多く理由は、不正受給を糾すためらしいです。私は他の合理性の観点から現物支給を検討するのは良いと思うけど、不正受給を糾すためならば、止めた方が良いと思う。不正受給問題は確かに問題だけど、それを是正するために現物支給に切り替えろというのは暴論としか思えないのです。以下で、現物支給と生活保護と不正受給問題について考えていきたいと思います。

 

不正受給の割合はせいぜい2%程度という現実

不正受給の割合は、金額ベースか、件数ベースかによっても違うんだけど、高い方でも2%弱だったと思います。もう1つの方は0.何%という割合です。ここで重要なのは、不正受給を糾すために現物支給に変えろというならば、当然正規受給している人も現物に変わるわけですよね?こんなことしていいんですか?何でわずか高く見積もっても2%弱の人たちのために、98%以上の人たちが迷惑をかけられなければいけないのでしょうか?2%弱の人たちは確かに問題だが、それはもう減らすのが困難な数字といわざるを得ない。現実的に減らす余地が限りなく少ないし、その限りなく減らす余地が少ない中で、まともに受給をしている人が損害を被るというのは、またオカシナ話です。また、こういうことを言うと、不正受給扱いされてない、見過ごされている人たちがいるじゃないか!ということを言う人がいると思うんだけど、それを言うなら正規受給なのに、不正受給扱いされている例もあり、その反論はあまり妥当じゃない気がする。

 

そして、現実的に減らすのが非常に難しい不正受給を減らす努力っていうのは、じゃあ犯罪を0にするために、日本国民全員に朝から夜まで交代制で、町内を歩いたりして見回りをする義務を課すとか、そういうものだと思いますよ。または違法なものを所持している犯罪を防ぐために、国民全員の家を定期的に家宅捜索される。わずかな犯罪を犯す人のために、私たちが迷惑を被るのですよ?これ納得するんですか?これをやれば犯罪は減るのかもしれないが、犯罪を減らす目的といえども、そこまでやりたくない!って人が多いと思うんですけど。振り込め詐欺だって、どんどん新たな手法が出てきて、いまだに話題になるじゃないですか。不正受給が減ったとしても、どんどん手法が変わるだけな気がします。元々かなり少ない犯罪を根絶しようとしても、そりゃきついですよ。また、先ほども言ったように少数の人間のために、その他の大勢の人が割りを食うのを許すのならば、交通事故を起こすドライバーがいるから、国民全員に車に乗る機会を例えば週に回まで!とか、制限したりする措置が講じられたら、納得するんですかね?これは現実的にはありえないけど。

 

生活保護を現物支給に変えても、不正受給はほとんど減らないと思う

先ほどちょっと言及したけど、制度がちょっと変わって、不正がしづらくなってもまた新しいやり方を考え出す人がいるということを話しました。それは、不正をする動悸でも同様だと思うのです。中には現物支給に変えれば、現金のときと比べて旨味が減るから、不正受給は減るはずだ!という人もいます。その意見に一理ないとは言わないけど、これもどこまで減るかな?と疑問なんです。確かに現金から現物に変わると旨味が減るのはその通りだと思う。でも、旨味が減るから受給するのをやめるか?というと、そうは思えないのです。今まで月に1万円のお小遣いを貰っていた子が、いきなり月3000円に減らされたとする。その子はじゃあ3000円を貰うのをやめるか?というと、やめはしないだろう。確かにがっかりではあるが、0よりは3000円でも貰えた方がマシでしょうからね。

 

この例は3000円を貰うことにリスクがないから、不正をして受給する場合の喩えとしては、あまり適切だとは思わないけど、受給者の気持ちにこういう面はあるのではないか?と思うのです。それは現物支給の場合では、現金支給に比べて旨みは減るのかもしれないけど、でも、貰えるものは貰っておいた方が得じゃないですか?だから、旨味が減る分、あええて不正受給をするリスクはそのままならば、不正受給への誘因は減るかもしれないが、現金に換えたりすることも可能だろうし、そこまで一気に減るかな?とは思えない。ましてや、不正受給の元の数がかなり少ないのだから、減るといってもどれだけ減るのでしょうか?少なくとも、最初の方でも言ったように98%以上もの何の罪もない人々を巻き込んでやるべきこと、そこまで効果があることのようには思えないのです。

 

・結局、人件費がかかりすぎて本末転倒

人件費の問題は本当に大きそうです。ファミレスやピザの配達店などを見ていると、やっぱり人件費って大きいんだなってのがよく分かる。ドリンクバーのサービスやお店まで取りに来ると、ピザもう1枚サービスなどを見ていると、いかに人件費が高くついているか?が分かります。生活保護の現物支給にかかる人件費は相当ですよね。現金なら振込みや取りに来てくれるというのも可能でしょうけど、現物を渡すとなると、とてもじゃないが、受給者に取り来いというのは厳しい。食材宅配みたいに配達してくれる人が必要でしょう。人件費がいくらかかるのか?というのはちょっと分からないものの、他のブログなどを拝見すると、人件費を考慮に入れると、今より高くつくという問題が残ってしまうのだそうです。不正受給を減らすために現物支給にして、不正受給は減ったが、支出が増えた。では、本末転倒な気がします。人件費を抑えるとなると、その仕事自体がブラック化してしまう。自治体が募集する仕事がそんなことになってはもうおしまいだ。そういうこともあって、未だに現物支給は実現しないのでしょう。してはいけないと思いますけどね。

 

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