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問題持ち帰り不可の地方上級や国立大学法人で過去問が存在する謎

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公務員試験にはいろいろあ試験種があるのだけど、その中でも特に地方公務員の試験を受けたことのある人なら1度くらい疑問に思ったことがあるかもしれません。それは実は筆記試験の問題用紙は持って帰ることができないのです。これは正直言って衝撃でした。大学入試とかでも持って帰れない大学はありませんでしたから。後はTOEICの試験が持って帰れませんでしたね。TOEICは民間企業の試験だから、公務員試験と同列に並べるのはどうか?と思いますけど。公務員試験は国や自治体などの、官が行う試験ですからね?だから、杜撰な運営は許されないと思うのです。民間企業が行う検定試験とかは、杜撰で良いとは言わないけど、ある程度その実施主体に裁量があって良いと思うのですが、公務員試験のような官が行う試験は当然公正と公平がなくてはダメでしょう。

 

地方公務員の採用試験全てで問題が持って帰れないわけではない。特別区東京都庁などは問題の持ち帰りが許されているらしいです。しかし、地方上級(政令指定都市都道府県庁など)、国立大学法人などは問題が持って帰れません。何故、問題の持ち帰りが許される試験種とそうじゃない試験種があるのか?というと、問題を誰が作成しているか?ということです。端的にいうと、問題が持って帰れるところは、自主的に作っていますが、持って帰れないところは、別のどこかに問題作成を依頼しているのです。つまり、自分たちで問題を作成していない以上、著作権的に受験生に問題を持ち帰らせることができないという解釈なのかもしれないですが、問題の持ち帰りと著作権問題はあまり関係ないと思います。問題を使ってお金をとっているわけでもなければ、自分たちで作成したと公言しているわけでもない。誰が問題を作っているとも公言はしていないが、受験生に問題用紙を持ち帰らせることで、著作権的に抵触しているとは思えない。

 

ただ、強いて言うならば、問題が流出することで、利益の逸失がないとはいえない可能性もあるということです。公務員試験の過去問題集は本屋さんに行けばあるのですが、問題の持ち帰りが許されていない試験種の問題も普通に売っているのです、すると、問題を作っている人たちがあえて、出版社に売っているのではないか?とする説もあります。そうなると、それが受験生に問題用紙を渡してしまうと、利益が縮減してしまう恐れもあると。だから、自由に問題用紙を持って帰らせることができないのではないか?となります。ただ、予備校側も独自に過去問題集を作って、受講生に配ったりしている。こちらは恐らく権利を買っているのではなくて、予備校側がバイトを派遣して、当日の問題を暗記させているのでは?と噂されています。そうであるならば、こちらは著作権的にはアウトになるのだけど、訴えられたという話は聞いたことがない。そうなると、じゃあ問題は何なのか?分からなくなる。

 

問題用紙の持ち帰りの許可の有無が、問題を自主的に作っているか?作っていないか?の差であることは多分間違いないと思うのだけど、じゃあ自主的に作るべきだと思う。公務員試験の問題って、どうも大学入試のときの問題と比べると、やや質が落ちるように思えるのです。それは上手くいえないのだけど、例えば問題文の日本語が分かりづらかったりする。でも、これって致命的な欠陥なんですよ。試験当日は問題に関しては質問は一切できない。というか、問題を作った人がその場にいるわけではなく、あくまでも自治体の職員が試験官をしているだけだから、質問に答えようがないという事情もありますけどね。だから、受験生としてはこれおかしくないか?といった箇所やこれは何を言っているんだ?という箇所があっても、質問もできなしい、抗議もできない。また、問題の解答も当然発表されない。大学入試とかも解答は公式のものは発表されないけど、問題用紙が持って帰ることができるから、問題自体への抗議は可能です。予備校が実際に問題を解いて、おかしい点があれば、大学側に指摘するでしょう。

 

でも、問題が持って帰ることが出来ないと、その場で受験生がおかしいと思うことはあっても、問題用紙が回収されてしまうので、その証拠を掴めないのです。後で予備校とかに、ここがこうおかしかった!と言っても証拠がないから、動きようがない。つまり、明らかにおかしな問題や不備があったとしても、それに対する抗議はできないし、改善も期待できないと。そういう部分が数点の差を分けて、最終的な合否にも影響を与える可能性は十分あるのだけど、そういう点が見過ごされてしまっているのです。公務員を選ぶ試験が、こんなに杜撰で良いのか?というのは、個人的にはかなり疑問なんですけど、問題を自主的に製作すると、余計にお金がかかるのは必至です。ただ、実際にそういうことをしている自治体もあるし、国家公務員なんかは基本的に自主的に作っていて問題持ち帰りは可能です。だから、そういう部分にはまずお金をかけるべきだと思うのですが。公務員を選ぶための試験にお金をケチって、ちょっといい加減な方法で採用をしていたとしたら、実際に公務員が仕事できなかったり、問題を起こしていたとしてもしょうがないでしょう。選んでいる段階にちょっと不備があるのですから。ほら見たことか!と言われてしまいかねません。国民の多くは公務員試験の実態は知らないでしょうから、文句も飛んできづらいのでしょうけど、これを知ったら一体どう思うのでしょうか?

 

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