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3人でピザ1枚を公平に分けるには?デンマークでの「公平」の考え方に驚いた

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私は日頃からいろいろなブログを読んでいるのだが、1つ気になったブログがあり是非紹介させてもらいたい。それは「RUNNERS HIGH | 毎日を爽快に駆け抜けるRunnerの日記」で、このブログはいろいろな話題のことが書かれているのだけど、筆者は陸上競技好きな社会人の方で、多分年齢も私と非常に近いのではないか?と思われます。この筆者は主に陸上競技福祉について、現在関心を持ているみたいで、特に福祉の話になると、デンマークでの話が興味深い。デンマークなど、北欧の国は非常に福祉が発達しているイメージもあるが、やはり人口が少ないからやっていけるという面もあるでしょうか?

 

その中に「Pizzaから幸福度について考える | RUNNERS HIGH」のエントリーがあって、これが非常に興味深い。ここではデンマーク流のピザの分け方が書かれています。1枚のピザを3人で分けるときに、最も公平なわけ方は何か?それは120度分ずつ均等に分けるのではないという。分ける前にすることがある。それは3人の健康状態や空腹状態の確認だ。それによって、最も均等なピザの分け方が決まる。日本では、公平というと、前者になるだろうが、デンマークでは後者になる。分かりやすくいうと、日本は機会の平等は保証されているが、デンマークは結果の平等まで保証されているということでしょうか?デンマークでは、各自が同じ条件でスタートしても、個人の空腹レベルに差が出てきてしまったときに、それをピザを分けるときに分量を異なるものにし、最終的に各自の空腹レベルの平等が実現されるわけです。

 

ある種の再分配の仕組みが究極に行き届いている例だと思います。日本でも当然、再分配は行われているが、これは適切だろうか?少なくとも、社会的弱者の目線から言えば、適切だとは思えない人は多いと思う。そう、日本の場合は一律にやっている面が多いから、個別の事情までは配慮されていないことが多い。まさにピザを個人の事情によらずに全員一律に配るのが真の公平と思っている人も少なくないでしょう。または、そもそも再分配自体が不十分ということもいえるだろうか?デンマークに不幸な人がいないとは言わないけど、割合でいえば、自分のことを不幸だと思っている人の数は少ないかもしれない。

 

日本は格差社会と言われている。それは所得の再分配が不十分である根拠の1つになるとともに、格差によって、社会全体に嫉妬や憎悪という、あまり良いとは言えない感情が根付いてしまう原因にもなっている。富める人は益々富み、貧困に喘ぐ人はなかなかそこから脱出できない。日本の社会の仕組みがそうなっている。というよりは、社会の強者がそういうシステムにしているという言い方もできるかもしれないが、生活保護バッシングなどを見ると、この国では弱者なんてどうでも思っている人が多いということでしょう。デンマークでは、国民の1人1人に福祉がいきわたるのであれば、それにかかる全体の費用への負担が増えても構わないという国民が多いそうです。日本ではそういう風潮はないですよね。あるとしたら、大震災みたいな相当な災害が発生したときくらいでしょう。

 

東日本大震災のときには、食品がコンビニやスーパーで品薄になり、足りない人に譲り合おうなんて話が出たのは覚えているが、そんな話はそういった非日常的なとき以外は出ない。むしろ、そういう非日常的な中では、他人だけではなくて、自分にとっても買い足すべき食品等が足りなくなる事態も生じており、みんなが困っているから譲り合おうよ!という風潮になったのかもしれない。ただ、現在だって食べ物に困っている人は大勢いると思うが、お金に多少でも余裕のある人は恵まれない人に分け与えようよ!なんて声は起きない。今では自分たちの危難はもう去ってしまっているから。自分たちが困っていなければ、そんな声を挙げようとはしないのです。そんな話は、今回紹介したブログの一部分に過ぎないかもしれないが、非常に感銘を受けたので紹介させてもらいました。多くの人に読んでもらいたい記事が多く、私も今後も引き続き読んでいきたいと思えたブログでした。

 

 

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