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立川市の担任教師いじめ指導で指紋を採取←抑止効果ある?

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立川市の小学校に勤める教師が、いじめ対策のためにクラス37人分の指紋を採取していや事件が話題になっています。教師はいじめへの抑止効果があると思ってやったらしいのだが、教育委員会が問題視し、後日教師が児童らに謝罪をしたという。このニュースへの反応は教師を擁護するものが圧倒的で、人権侵害だとして指紋を破棄する教育委員会の方を非難している声の方が多いです。私は正直、どっちでもないですね。いじめ対策として指紋を採取することが本当にいじめに対する抑止効果があったのなら人権侵害とか、それ以前に十分な意味はあるでしょう。ただ、いじめの抑止効果ってあるのでしょうか?小学生だから、そこまで深く考えられないというのはあるかもしれないが、冷静に考えて、指紋を採取されると、いじめが行われづらくなるか?というと、そうは思えないのです。いじめの抑止効果というが、いじめていた事実が浮き彫りになりやすいとか、犯人が特定されやすいとか、そういうことが起きるわけではないと思うのです。

 

いじめといっても、ケースバイケースによると思うけど、いじめの問題って、そもそも犯人が誰か?を特定するようなことが問題ではなくて、いじめがあるか?ないか?そして、ある生徒に対して行われていることがいじめであるか?否か?非常にあいまいな部分がそもそも問題な気がする。指紋は犯罪捜査では証拠になりえるかもしれないが、いじめの問題の場合、指紋を採取してどうするんだろうか?例えば、ある生徒AがBからいじめを受けていたと教師に話したとして、その教師は採取した指紋を使って、どうやってBがいじめをしたということを証明するのだろうか?今回のケースは画鋲を靴の中に入れた児童を探すためにやったらしいのだが、画鋲は側面の部分を持つために指紋はつかないのではないか?と思うし、そもそも学校にある画鋲であれば、いろいろな児童の指紋がついているものじゃないか?と思う。運よく1人の児童のものだけだったとして、すでに述べたように、画鋲は通常細い側面の部分を持つから、表面の部分に指紋がついていたとして、指紋はその1人分だったとしても、その子以外にその画鋲に触った人がいないという証拠にはならないだろう。学校の備品を使っていじめが行われた場合には教師も含めて不特定多数が触るものだから、犯人特定は無理でしょう。それが現実的にできるからこそ、初めて抑止効果が期待できるのではないか?と。いじめを働いた場合に、採取した指紋があれば、いじめの存在を如実に明らかにできたり、犯人はこいつだ!と特定できたりする可能性が高まるから、あらかじめ指紋をとっておくことがいじめに抑止効果につながるのではないか?

 

そこまでいって初めて指紋を採取することへの抑止効果があると言っていい気がするのだけど、それらは指紋をとることじゃ達成されないと思うのだけど、教師の言う抑止効果がよく理解できないのです。現実問題として、別に指紋をとられたくらいで、いじめっ子が不利になる状況はない。そもそも採取した指紋を学校側でどう利用するのか?も分からない。指紋を照合する技術は学校にはないでしょう。照合するときには目視確認らしいのだが、技術云々の前にノウハウもないもないでしょうからね。だから、いじめへの抑止効果を狙うことは別に間違っていないと思うが、手段として効果があるのか?と思えてくる。まだ監視カメラを設置するとか、そっちの方が良いと思うのだが。お金はかかってしまうけど。ダミーだっていい。誰かに見られていると感じさせる方がよほど抑止効果が働くと思うのだが。小学生にこういった考えが浮かんでいるか?はどうかは分からないものの、指紋をとられたくらいで、いじめが減るとは思えない。というか、指紋をとられてもいじめをするリスクが増えるわけじゃないから。

 

また、教育委員会が言う、「人権侵害」という言葉はどうなんだろうか?という気持ちもあります。指紋をとられたら人権侵害なのか?指紋をとられるということはいい気分にはならないだろうが、いじめ防止のためという真っ当な目的があり、かつ手段としてもかなり簡易的で、児童への負担も少ないですし、児童全員に平等にやっているならば、個人的には問題だとは思わない。ただ、1つ言うとしたら、結果的に指紋を採取するというやり方がいじめの防止策としてはあまり効果的じゃないだろうと思わずにはいられないので、人権侵害まではいかないだろうが、あまりやる必要はなかったのでは?と思えてならないのです。悪い教師ではないでしょう。個人的にはそう思う。いじめの問題をそもそも教師に解決させようとする圧力がおかしいと思うわけ。私は当初任されていた仕事のみ、端的に言ってしまえば、勉強を教えているだけで良いと思っている。後は最低限の集団生活における教育でしょうか?それ以外の部分は本来は家庭でどうにかしてもらいたいものであって、いじめの問題とかも本当は学校じゃなくて警察に依頼をしてもらいたい。あとは探偵とかも最近は親が利用しているらしいので、教師じゃなくてある意味プロの人たちに任せた方がいい。そういう風潮を作らないと、教師が疲弊するだけ。彼らは本当に実際の業務量の多さや多くの要求を学校や保護者から受けて疲弊していると思うが、可哀想でならない。

 

 

いじめ防止6時間プログラム-いじめ加害者を出さない指導

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