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野球漫画の中でストーリーが異質な「ワンナウツ」は痛快すぎて面白い

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巨人の星、タッチ、ドカベンアパッチ野球軍、H2、おおきく振りかぶって、MAJORなど、この世には数ある野球漫画の名作なるものが存在しています。私はこの中で作品を見たことがある、読んだことがあるのがおおきく振りかぶってだけです。他の作品は見たことがない。名前は知っているが。私は野球が好きだが、野球の漫画はあまり見ない。ただ、そんな私が最近知った作品なのだが、「OUNEOUTS(ワンナウツ)」という作品があるのです。これはたまたま知ったんですよ。ニコニコ動画に、この作品のアニメのあるシーンだけ抜き取られてうpされていて、それを何かのきっかけでたまたま見た。私は原作は読んだことないのだが、後にアニメは全話見ました。そのシーンというのは、8話くらいかな?の「反則合戦」という回で、その回のうちの5分足らずを見たのだが、そこでハマってしまった。後にアニメを26話まで最終回まで全部見ることになってしまった。

 

そのわずか5分足らずのシーンで、私は完全にこのワンナウツの虜になってしいまったのです。何がどう面白いのか?というと、この作品はいわゆるよく野球漫画とは全く違うんです。主人公が努力をして上を目指す。それがプロや高校野球という違いはあるが、だいたい青春とか、努力の素晴らしさみたいなのをテーマに掲げた作品が多い。ただ、ワンナウツという漫画はそれとは全く正反対なのです。「ライアーゲーム」という有名な漫画、ドラマ化も映画化もされた有名な作品があるが、それを書いた人が描いた作品で、ワンナウツという作品にはライアーゲームの要素もかなり入っていると思う。ストーリーを簡単に説明すると、ひょんなことからリカオンズという弱小球団に入団することになった渡久地東亜は、リカオンズのあくどいオーナーとワンナウツ契約をする。これは実質の渡久地の年俸を決める契約で、1アウトとるごとに500万円貰えるが、1失点すると5000万円の負債を抱えるという内容となっています。

 

ストーリーはこの渡久地とオーナーを中心にその他のリカオンズの選手、そしてその他のプロ野球チームの選手らを巻き込んでの野球という名の心理戦が繰り広げられます。オーナーはいかに失点をさせるか?を考えて、次々と試合中にリカオンズの監督を操り、邪魔をしてくるが、それを次々と交わし、失点を防ぎ、アウトカウントを増やしていく渡久地の攻防も面白いが、その攻防は渡久地とオーナーの間だけではなく、他のチームとの選手の間にも起きてきます。そのうちの1つが先ほど言った「反則合戦」の回で、これが非常に面白かった。これはマリナーズというチームとリカオンズが対戦した試合で、試合の前半だけで10点以上の大量リードをされた展開で、大雨が降ってきていつノーゲームを宣告されてもおかしくない状態の中、マウンドに立つ渡久地は反則行為を行い、わざとアウトカウントを増やさないようにする。アウトカウントが増えれば、いずれイニングは5回を越え、試合は成立する。しかし、そうなるとリカオンズは10点以上の大量リードを許しているため、事実上負けが決まる。

 

だからこそ、渡久地は引き伸ばし作戦に出ます。アウトカウントを増やさなければ試合は永遠に成立しない。そして、その間にグラウンド不良になればいずれノーゲームになる。すると、この試合の負けも渡久地の失点もチャラになる。以下は一部ネタバレですのでご注意を。

 

 

 

<pまずはわざとボール球しか投げずにアウト増やさないようにするが、マリナーズの選手もその引き伸ばし作戦には当然気付き、策を打ってくる。まずはバッターボックスからわざと完全にはみ出し、自らアウトになるが、渡久地の次なる作戦はプレートを踏まずに投げるという違反投球を試みる。これでバッターは自動的に1塁に出塁できるが、すると、マリナーズのバッターは一塁ではなく、3塁に走り出し、これも反則でアウト。この反則合戦がどんどん続いていき、試合は5回を超えようとする段階を迎える。しかし、明らかな引き伸ばし作戦により、5回を越えるまでに雨天ノーゲームを狙ったと思われていた渡久地の作戦は違うところにあったのです。渡久地の狙いはノーゲームにすることではない。10点差以上離されたこの試合に勝つことだったのです、そして、その策略にまんまとハマっていくマリナーズのの選手たち。さて、この後渡久地はどうやって、10点以上離されたリカオンズを勝利へと導くのか?試合結果はまさかの事態になります。本当にまさかの結果になります。

 

そんな話だけでも十分面白いのだが、この先にはもっと面白い話もある。原作でも良いけど、アニメも面白いかな?と思います。2008年にアニメ化していて、26話分あります。原作の全てをアニメ化できてないので、是非2期もやってほしいと思うのだが、いまだに実現していません。野球が好きな人であれば、間違いなくハマるのではないか?と思います。本作の特徴は、基本的に渡久地の前に立ちふさがる人間は、何らかの不正やインチキをしてくる。それを見破って、倍返しにして相手をぎゃふんと言わせる痛快コメディのような一面もあります。従来の王道の野球漫画とは、似ても似つかない、非常に個性的な漫画です。そこにあるのは野球にかける思いや青春や努力ではない。あるのは野球を通じての社会の冷酷な側面かもしれない。そこが私の心に響いて、この作品にハマってしまったのです。Amazonでの評価もかなり高いので、オススメしたいと思います。

 

 

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