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少子化原因は貧困、長時間労働、未婚や晩婚化では説明不可?

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男性の育児休暇取得率は低水準をずっと続けており、最新のデータは2%強らしい。これでも数字的には上がってきているみたいだが、2%というと、少ないと言って良いでしょう。というか、男性の育児休暇取得率が低すぎる以前に育児休暇をどれくらいの男性が希望しているのか?というと、この数字は3割強らしい。7割近くの男性は育児休暇なんていらないと考えている。案外、育児休暇をとりたいと思っている男性自体が少ない。育児休暇を取得したくてもできない理由はなんとなく想像がつくが、そもそも育児休暇をとりたくないと思っている男性の心理はどういうことなのか?というのも気になる。私は育児休暇をとりたくない理由と育児休暇をとれない理由はかなり似通っていると思っていて、結局自分が休んでいる間のことと復帰した後のことが気がかりなんじゃないか?と。

 

それを踏まえて、とりやすい環境にしてくれないか?と考えた人は「育児休暇をとりたい人」に含まれ、どうせ育児休暇を申請したり、復帰後には気まずい感じになるんだから、とれなくて良いと考えた人は「育児休暇をとりたくない人」に含まれているのではないか?と思うのです。理由は変わらない気がする。違うのは現状を変えるべきと望んでいるか、もう諦めているかの違いでしょう。有給休暇自体がとりづらいのだから、育児休暇もとりづらい雰囲気があっても、別に不思議ではない。世の中はイクメン推奨の雰囲気だが、イクメンが増えないと少子化が進行する。という風潮もある。個人的には少子化問題を解決すること自体、意味があるのか?と思っている側だが、イクメンが増えれば少子化が本当に解決するか?は非常に怪しいと思っています。長時間労働などで、夫が育児に参加できないから少子化が進んでいるとする見方もあるが、これよりは未婚化、晩婚化の方が影響は大きいとする意見も多いようです。これは少子化の説明はできても、出生率低下の説明にあまりならないかもしれないけど。

 

長時間労働の話を出してしまうと、高度経済成長期にベビーブームが起きたことは説明できないし、男性が育児参加しないこともそうだが、経済的な問題も怪しいかな?と思っています。アフリカの国は貧乏だけど、子供はたくさん生まれている。その理由は本当か?どうかは分からないが、子作り以外にすることがないとさえ言われている。子作りを1つの娯楽として捉えているのならば、日本には娯楽が多すぎる。つまり、楽しいことが他にあるので、子作りや子育てに楽しさを見出す必要性がないとなる。高度経済成長期と比べたら娯楽の数は間違いなく増えている。増えすぎってくらいに増えている。そちらが楽しいから、その時間を確保したい。実は「若者が結婚しない理由の」の1位は「1人の自由な時間を確保したいから」らしい。こういう価値観が何故生まれたか?というのは、娯楽の増加にも関係がありそうです。そして、結婚をすれば、その時間は減るし、子供を産めばさらに減る。少子化の原因には価値観の変化もあると思っているが、その価値観の変化が起きた理由は娯楽の増加も一因としてありそう。

 

また、経済状況が改善したら子供が本当に増えるのでしょうか?バブル期を見ていると、うーんって感じですね。少子化が初めて言われ始めたバブル期には今より所得水準は高かったのに、子供は減り始めた。これを踏まえると、経済や貧困が本当に少子化と関連性があるのか?は分からない。というか、貧乏が改善されても子供が増えない可能性があるということ。少子化の原因か?どうかは分からないが、少子化っていうのはある種のブームなわけじゃないですか?言い方はあれだけど、ベビーブームっていう言い方もあったくらいで、子供をたくさん産むのがトレンドだった時代があったわけですよ。あのときの出生率って、4から5くらいあったんじゃなかったっけ?つまり、1人の家庭で4人か、5人は子供が生まれていた。平均がこの数字って今から考えたら異常ですよね。今は、1.3~1.4くらいです。ベビーブームに対して今は少子化ブームなんです。

 

先ほど長時間労働や経済的な問題が少子化一因とは言い切れないということを話したけど、じゃあ原因は何か?っていうと、同じような価値観に束縛される日本人的な部分にもあるんじゃないか?と思います。高度経済成長期って、これから経済がどんどん発展していくばら色の未来が見えていた時代ですよね。つまり、国もたくさんの子供(将来の働き手)を必要としていたし、経済が発展する過程で、当然景気もよくなっていく、成長をドンドン続ける。つまり、今もそうかもしれないが、当時は子供を必要とする社会的な要請が強く、かつ親からしてみても子供がこの先不自由することは少ないと思える状況があった。今は社会保障が維持できなくなる等の損失はあるものの、それを維持したところで彼らに対するメリットは少ないと思う。国の経済全体が隆盛を帯びることに比べたら、子供が世にたくさん出ることのメリットは限りなく薄く感じてしまう。ましてや今後成長は期待できない国で、子供を産んで彼らが幸せに暮らしていけるか?そう思えない状況は確実に存在するし、子供を産もうか。という気になれないのは当然と言えると思う。

 

現代まで続いている少子化の原因は、子供を産まないこと、それ自体がブームになっている。正確に言うと子沢山を望んでいる家庭以外は「生む必要ない」と思って、それが実行できる世の中だと思う。私からしてみれば高度経済成長期の出生率の数字は異常に見える。ベビーブームによって、ブームに乗っかってくれる家庭が増えたが、乗っかってくれた家庭も必ずしもたくさん子供を望んでいたとは限らない。今の少子化ブームで、産みたくない人が産まなくて良い環境になった。子供を産まない家庭も増えたし、価値観がそっちに偏ってきたという部分もあれば、そういう価値観が許される状況というのも大きい。高度経済成長期のことは私もよく知らないが、当時子供を産まない家庭があったら、どういう扱いを社会から受けたか?というのはなんとなく想像がつく。価値観の偏りでベビーブームにも少子化ブームにもなるんじゃないか?と。

 

つまり、1度少子化が起きると、これは再び戦争が起きて焼け野原になる状況でもなければ、子供がたくさん世に出始める世の中は永遠に起きないかもしれない。そういう状況でなければ、あまりにも多い娯楽も減らないですからね。そんな極端な状況が起きなければ、再びそういった子供を多く産むブームにはならない。少子化の原因なんていうのは、そんな簡単につかめるものじゃない。家庭によっても全然違うでしょうから。ただ、冒頭で示したような男性の育児休暇取得率を上げることが、少子化対策という観点から言うのであれば、本当にプラスか?というのは疑問なところです。そして、家庭の経済状況や労働時間の長さを解決しても、少子化傾向が上向くか?というと、これも怪しいと思う。1度生まれてしまったトレンドは簡単には変えられないと思います。

 

 

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