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ドラゴンボールZの世界の善悪の基準がよく分からない件(笑)

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ドラゴンボールZを観ていた方、または詳しい方じゃないと、今回の話はよく分からないかもしれない。それを承知で読んで欲しいと思います。べジータというキャラクターがいるのだが、この生き様は本当に波乱万丈という気がする。べジータは善人なのか?悪人なのか?いろいろと評価が分かれそうです。私がドラゴンボールZを通して観た感想では、初登場時から人造人間・セル編の前半くらいまでは悪人で、その後半から以降は善人というか、まともな人間に見えてくる。まるで犯罪者が更生したか?のような状況にも見えてきます。べジータが悪人とされている理由は、フリーザ編にて、大量のナメック星人を殺したからでしょう。過去に大量に人を殺してきた経緯があります。ただ、人造人間・セル編では、すでにブルマと結婚し、トランクスを授かり、親としての本能みたいな行動が芽生えてきます。前半では、妻のブルマや息子のトランクスに自身の攻撃が当たりそうになりながらも、何の気にも留めていなかった。そのシーンを未来から来た息子のトランクスに非難されるが、最終的にはその息子のトランクスの腹を殴りどこかへ行ってしまいます。

 

ここくらいまでですかね?べジータが悪人っぽく見えるのは。その後、とんでもない強さになってしまったセルに、未来から来た方のトランクスが殺されると、明らかに強さで敵わないにもかかわらず、セルに向かって一目散に攻撃を仕掛けます。ここら辺からちょっとべジータの性格が変わった感じですね。その後、べジータは呆気なくセルに殺されそうになるものの、孫悟空の息子の悟飯に助けられます。ここでも以前は悟飯のことを「カカロット孫悟空)のガキ」と言っていたのに、「悟飯」と初めて呼び、さらに自身が足を引っ張ってしまったことに対する謝罪を口にします。以前のべジータならば考えられなかった光景です。セルは悟飯のカメハメハによって倒されます。そして、物語は魔人ブウ編へと進みますが、それ以降は普通の一般人と同様の言動が目立ち、悪人の姿はほとんど見受けられません。

 

さて、べジータは悪人なのでしょうか?少なくとも、ストーリーに登場するZ戦士(レギュラー、準レギュラー)とその取り巻きのようなキャラはべジータを悪人だと思っていないようです。フリーザ編では、仲間を殺されたことを恨んでいたナメック星人のデンデでさえ、魔人ブウ編では、べジータに対して仲良く接していた印象があります。べジータを悪だと思っていると捉えられる描写はないのです。現実世界はこうはいかないでしょうね。もっと言うと、例えばフリーザによってクリリンが殺されたとき、孫悟空スーパーサイヤ人になるきっかけでもあったわけですが、そのときの悟空の怒りようは半端じゃなかった。親友ということもあるのだろうが、その悟空もべジータが過去に大量殺人をしているにもかかわらず、べジータに対して、フリーザに対して抱いたときのような感情をぶつけることはなかった。クリリンも街中で悪さをしまくった人造人間18号と結婚するわけだから、この世界は本当に善悪の基準が分からない。

 

現実世界であれば、親友が殺されたことに対する怒りもそうだが、罪のない人たちが殺されることに対してはお咎めなしとはいかない。一生非難され続けるであろう。べジータのような人間は、間違いなく一生非難の的でしょう。その後更生したとしても。ただ、べジータの場合、というかドラゴンボールの世界の場合は、1つ違う事情がある。現実世界とは違う事情が。それは地球そのものを破壊しかねない強力な敵が存在するということ。その敵を倒すためにべジータは一応尽力したと言って良いと思うし、べジータがいなければ、少なくとも魔人ブウは倒せていなかったと思う。現実世界で、凶悪殺人犯が更生して、例えば自らを犠牲にして、多くの人の命を救ったとしたら、この人の世間の見方は変わるかもしれない。例えば、沈没しそうな船の上で最後まで人命救助を行ない、自らは果てたとしたら。この人の評価は一段と変わるんじゃないか?と思う。

 

べジータが仲間から基本的にお咎めなしになったのは、べジータが地球を、宇宙を救ったことに貢献したからなのか?は分からない。ただ、客観的に観て、べジータを許せる要素を見出すことは出来ると思う。不良が更生すると、最初から何も問題を起こさない人よりも社会的な評価を受けやすいみたいな風潮は漫画の世界でも、現実世界でもあると思う。下げて上げるのが良いということなんだろうか?それはともかくとして、べジータの過去の罪はほとんど作中では言及されないから、あまり気にすることじゃないという認識なのかもしれない。あの世界はそもそも仇討ちOKの世界みたいで、そもそも裁判とかはないのかな?仇討ち、いわゆる怨恨からの殺人に関しては、べジータ以外のキャラクターもやっている。自衛隊が出動しても全く歯が立たない敵ばかりだから、国家や地球や宇宙を脅かす敵をやっつけてくれれば、殺すとか、殺さないとかはどうでも良いのかもしれないが。あれを急迫不正の侵害と見なせるか?は議論があるだろうけど、正当防衛に近い概念かもしれない。アニメの世界は、非常に都合の良い部分もあるし、現実に妥当しない部分も多いにあるでしょうから、そこを突っ込んでもしょうがないかもしれない。確実に正義や悪を定義できる世界というのも、フィクションだけでしょうからね。

 

 

 

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