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併用する高齢者を踏まえて、年金未納で生活保護はおかしくない

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年金の保険料を未納で、生活保護を受けるのはおかしい!という声はいろいろなところで聞かれているが、年金の立ち位置が不明なのも原因の1つだと思いますよ。国民年金の保険料は、一応払うのが義務と建前上にはなっているが、払っていないことで何か罰則を受けることは考えづらい。督促状などが届いたりもするらしいのだが、現実的に逮捕されたりということはない。義務だが、義務としては機能していない点があるのです。だから、そこの曖昧な部分がこういう問題を引き起こしていると言っても良いと思うのだが、そもそも年金保険料を支払わないで生活保護を受けている人たちがいて、その人たちは若い頃から保険料を払ってこなかったツケだ!みたいに言われるのは、どうも解せない。だって、払ってこなかった人たちってどういう人たちですか?サラリーマンは強制的に払わされている。そうなれば、自営業者、フリーター、無職などの人たちか。

 

自営業者はカテゴリーが広すぎて何とも言えないが、フリーターや無職の人たちはそもそも払えない。仮に払ったところで、その分自分の持ち金が減るわけだかです。だから、年金保険料を支払ってこなかった人が、結果的に将来生活保護に頼ったとしても、その人が若い頃に保険料を払っていれば、この事態を避けられたことにはならない。それは正直言ってサラリーマンも同様ですよね。だって、年金を受け取りながら生活がままならないから、生活保護を受給している人が普通にいるわけですよ。彼らは年金保険料を支払ってきて、年金を貰っているにもかかわらず、生活が苦しいわけ。現実的に年金保険料をちゃんと払ってきたのに、それだけじゃ足りない人がいるわけだから、結局年金保険料を払ってこなかった人が、ちゃんと払ってきたからと言って将来生活保護を利用しなくて済んだことにはならない。ましてや年金保険料を払ってこなかったにもかかわらず、生活保護が必要な人が、そもそも若い頃に保険料が払えたわけがないし、仮に払えても、若い頃の貧窮度合いがより増すわけだから、結局生活保護を受給する年齢が早まるだけの話だと思うんですよね。それに年金っていうのは、1年でも保険料の納付期間が足りないと1円ももらえないので、住宅ローンを完済できる自信がないから、家を買わずに賃貸に住むようなものですよね。25年間払いとおせる自信のある人以外は払わないという選択をしてもしょうがない気もします。ましてや、今の若い人たちは需給が開始されても損をする。6割程度しか貰えないと言われています。全く払えないわけじゃないけど、年金保険料を払わない選択をする人がいてもしょうがない気もしますけどね。

 

年金未納で生活保護を受給すると凄い叩かれるが、私は不思議に思います。それは年金を払ってこなかったのが自己責任みたいに言われているからです。年金未納なのが自己責任ならば、年金保険料を払ってさえいれば、生活保護を受給しないで済んだ状況が確実に存在しないといけないわけだが、現実はそうなっていないことをすでに説明しました。だいたい年金未納が自己責任ならば、貯金をしてこなかったのも自己責任だし、生活保護に頼らないといけない状況を作ったこれまでの生き方そのものが、全て自己責任になるのではないか?と。年金保険料を支払えなかった人を含めて、未納が自己責任みたいな言い方をされるならば、そういうときに備えて、学生の頃から無駄使いをしないで貯金をしてこなかったのも自己責任だし、失敗した場合のリスクを理解しているのに事業を起こして失敗したのも自己責任だし、世帯収入が少ないのに、子供を産んで、養育費が賄えなくなったのも自己責任ですよね。そうなる可能性が事前に見えていることをやっておきながら、結果本当にそうなったことは全部自己責任、貧困そのものが自己責任で片付けられて、誰も生活保護なんか受給できなくなりますよね。

 

生活保護は、そもそも受給理由は問われない。つまり、どうして生活保護を受給しないといけないのか?どうしてお金がないのか?その理由が仮に100%自己責任だったとしても、そこは関係ない。だから、年金保険料未納の人が生活保護を受給するという文句があってはいけないわけではないが、その文句は国に対してなされるべきでしょう。私も正直、年金制度は生活保護一本化すべきだと思う。本当は審査なしで全員に最低限の給付を行うベーシシックインカムが理想的だとは思うけど。ただ、そんなことをしても、文句がなくなるとは思えないのです。生活保護を一本化すると、どういう状況になるか?はちょっと分からないのだが、年金みたいに規定の税金を払った人だけが貰えるようにするのか?それとも生活保護みたいに必要なときがあるならば、誰でも貰えるのか?前者であれば、さすがに問題が横行する。現実的に年金保険料を払っていない人は保護が受けられないわけだから、社会不安が増すだろう。そうなると、後者を取らざるを得ないが、税金(年金で言えば保険料)を払っているのに、必要なときがこないと貰えないならば、多くの人はただ負担をするだけになる。年金みたいな負担をしていれば確実にリターンがくるようなシステムが存在した後だと、そこに不満も生まれそうな気もする。でも、じゃあ図書館を利用していない人間なんて山ほどいるが、そこに使われている税金もあなた方払っていますよね?そういった性質のものは全部廃止ですか?とでも言っておくと、納得してくれそうな気はしますけどね。

 

一本化したあとの制度が年金に近くなるのか?生活保護に近くなるのか?で全然違う結果になりそうです。それは結局、生活保護みたいな制度だと、貰える人と貰えない人が出てくるから、そこが文句の発端になりやすいのです。自分が貰えないで他人が貰える制度はどうも批判の対象になりやすい。だから、一本化するにしても国民全員に一律給付で良いと思いますけどね。今、必要じゃなくてもいつか必要になるかもしれません。お金っていうのは、いくらあっても足りないものですし、いくらあっても困らないものです。マイナンバー制度ができたのだから、それがもはや可能になる地盤は整った。後はやる気のある政治家が多く登場するだけ。そういう世の中がくるとしても当分先だとは思うが、そういった方法でしか、本当の意味でのセーフティネットの構築は無理だろうと思います。

 

 

間違いだらけの生活保護バッシング―Q&Aでわかる 生活保護の誤解と利用者の実像―

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