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ドーピングはなぜ禁止?感情論以外でいけない理由が見つからない

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スポーツ界の1つの問題点にもなっているのがドーピングです。以前、ロシアの選手がいろいろと問題を起こしたようなニュースがあった気がするが、何故ドーピングをするのか?というと、記録を上げるためとなる。でも、何故ドーピングはいけないのか?と質問をすると、しりごみをする。それはドーピングがいけないと思っている理由は、多くが感情的なものであり、具体的な理屈としてはあまり説明できないからでしょう。例えば、結論としてはドーピングはNGだとしている「なぜドーピングをしてはいけないか | 陸上競技info」のサイトでも、ドーピングが何故いけないのか?の具体的な説明はできていない。というか、読んでみると分かるけど、途中まではドーピング容認の文章にも見えてきます。このサイトは、結論としてはドーピング否定であるものの、ドーピングがNGとされているよくある理由について反論をしている。そして、最終的には、でもドーピングは認められないとしている。ただ、個人的にその結論に至る理由もあまり腑に落ちないですね。ドーピングが何故いけないのか?でよく言われている理由は以下になります。

 

・選手の健康被害をもたらす可能性があるから

私がドーピング自体にNGを突きつけられるとしたら、この理由くらいでしょうか。ただ、この理由もドーピングがよくないということ言えるかもしれないが、禁止をするほどの理由か?と思う。というのも、先ほどのサイトにも書かれているが、健康被害が生じないと思われる程度に留めるならば問題がないということになる。また、健康被害がNGとか言うけれども、そもそもスポーツそのものが命がけの競技だってあるわけですよ。格闘技とか、F1とか、競馬のジョッキーとか、これは日常的に危険との隣りあわせなのに、そういった競技自体は認められて、ドーピングはNGなの?命を賭けるスポーツはよくて、ドーピングの健康被害はNGという理屈もどうもよく分からない。

 

・ドーピングを使う選手と使わない選手がいて不公平だから

これは完全おかしな理論です。どっちが不公平か?っていったらドーピングがNGの今でしょう。ルールでドーピングが禁止されているから、基本的には使わない選手が大半だが、一部で隠れて使う選手はいる。そういうルールを守る選手と守らない選手がいる今は不公平が実際に生じていますが、ドーピングを完全に認めたら、使おうと思えばみんな使えるのだから完全に公平になります。自分の意思で使わないのも自由だが、だからといってそれは不公平ではない。選手の意思です。2008年くらいかな?横浜の村田修一と巨人のラミレスがホームラン王争いをしていて、横浜と巨人の試合になったときに、その試合のニュースの解説をしていた高木豊氏が、巨人は村田と勝負してくれているのに、横浜はラミレスを敬遠している。と横浜のほうを批判していた記憶があるが、これもおかしいと思いますよ。巨人は勝手に好きで勝負しているのだから、横浜が敬遠をしたとしても、その姿勢に非難をされる謂れはない。巨人も敬遠すれば良かったじゃないか!となります。

 

・ドーピングが蔓延すると社会に悪影響を与える

これは実はNPBのホームページの「ドーピングが禁止される理由」の欄に書かれていたことなんです。

 

なぜ、ドーピングは社会に悪影響を与えるのかを考えてみましょう。
 プロ野球選手はとくに少年少女たちのあこがれの対象です。野球をしている子どもにとって、「将来はああいうふうになりたい」という存在がプロ野球選手です。それは、みなさんの子ども時代をふりかえるとよくわかることでしょう。
 そのあこがれのプロ野球選手が「ドーピング」をしていたとわかったらどうなるでしょう。「活躍するにはドーピングしてもよいのだ」「あれくらいの選手になるにはドーピングが必要なのか」と思う子どもも出てくるかもしれません。あるいは、尊敬していた選手がドーピングで活躍の場を奪われたとしたら、野球、さらにはスポーツがきらいになるかもしれません。

 

これの何がおかしいって、そもそもここではなぜドーピングがいけないのか?を説明するページなんですよ。にもかかわらず、ここに書かれている社会への悪影響をや子供たちへの影響というのは、ドーピングが悪であるという前提に立ったうえでの話でしょう。ドーピングがなぜ悪なのか?を説明しないといけないのに、悪だと決め付けた上で、社会や子供たちへの影響があるからダメだという風に、私はこの文章を解釈しました。ここに書かれているのはドーピングをプロ野球選手が平気でやると、子供たちが野球を、スポーツを嫌いになるかもしれない。ということのみです。つまりその元となるドーピングが悪か?どうかは議論されていないわけですね。つまり、嫌いになるとしても、ドーピングが悪じゃなかったとしたら、それはただの偏見じゃないか!と言われるだけだ。これはドーピングがいけない理由ではなく、プロ野球ではドーピングを認めたら、売り上げが下がって大変だから、客の意思を汲んで認めていない理由でしょう。

 

・薬が蔓延する&ドーピングをするようなスポーツを大多数は見たくない

最初に挙げたサイトがドーピングを認めない理由は、薬が蔓延する恐れがあるから。そして、大多数がドーピングをするスポーツを見たくないから。としています。薬が蔓延するという理由は、スポーツ選手が使っているのを見ると、他の人たちが使いだすから。としていますが、本当か?と思いますけどね。じゃあ、覚醒剤とかも使いだすんですかね?そもそもドーピングを容認しても、多くがドーピングをするとは思えないのです。例えば、脱法ドラッグとかも日本で使っている人結構いましたけど、だからといって使いたくなりますかね?私は全くならないけど。というのも、知識があるからでしょう。脱法ドラッグを使うとのは危ないという。それと同様、ドーピングに使われる薬もそれに対する知識があるならば、大多数は使わないですよ。仮に使ったとしても、一応合法なものに限りますが、合法な薬であれば自己責任で使うのはその人の自由じゃないですか?

 

タバコや酒だってそうでしょうよ。アルコール依存症やヘビースモーカーの人は結構いると思うけど、社会でそれらを問題視している印象は全くないんですけどね。結局、自己責任だからでしょう。タバコや酒も社会にとって十分迷惑だと思うんですけどね。ありえないと思うけど、仮にそうやってドーピングによる薬が蔓延したとしてもだよ?大多数がそれを望んでいるのなら、それで問題ないじゃん?となりますよね。だってね、このサイトは次に挙げている「大多数」がドーピングを望んでいない。という点を理由として挙げているわけですよね。大多数を基準にするならば、大多数がそう判断したことが正しいということになるはずだ。じゃあ、大多数が薬を使いたいといって、薬が蔓延したって、それが合法なものである限りは、大多数が望んでいるんだから良いじゃん。となりますよ。2つの理由間に矛盾があるし、それいがいけないという理由は感情論以外でしかないわけですよね。

 

まあ、ドーピングが蔓延するようなスポーツを見たくないという点は全く同意できないわけじゃない。私もそういう光景を見たいとはあまり思えない。ただ、何で思えないのか?というのがなかなか説明が出来ないのです。薬によって自分の身体能力を向上させてスポーツにおいて高記録を出すということは、何かズルい感じがする。ただ、それだけなんですよ。多くの選手は必死でトレーニングをしているのに、薬に頼ればすぐにでもそれと同じ効果が出る。それ以上の効果が出る点に、ズルさというか、イメージの悪さが出ているのかもしれない。ただ、これは私も認識しているが、それの何がいけないのか?は説明が出来ない。楽をしたらいけないのか?という問いに答えられないからだ。結局は他の選手が必死で頑張っているのに、一部が楽をしている姿が気に食わないのかもしれない。毎日必死で残業をこなして大変な思いをしているサラリーマンが、ニートを羨むような状態だろうか?まあ、これもほとんどは感情論だろうなと思っている。具体的な理由は私は説明できない。イメージの問題だろうからね。ドーピングが完全にOKになって、ドーピングをする選手が当たり前にでもなれば、そういう違和感はなくなるかもしれないが、現時点では無理でしょう。

 

私はまるでドーピング容認派にも見えるかもしれないが、決してそんなことはない。ドーピングが良いと思っているわけではないが、だからといって上手くドーピングがいけないことと否定できる理屈が自分の中で見つからないのです。だから、積極的にアンチドーピングとも言えない。理屈として通っていないことを主張するのは、自分の中に正義に反するから。そして、アンチドーピングを唱える人たちの意見は、やはり筋が通っていないように見えてきてしまうので、その点をぶつけてみただけです。スポーツのルールである以上は、そのスポーツを志すのであれば、ルールは守らないといけないだろうとなる。ドーピングに関しては、ルールの一部をなすものではあるが、禁止理由が曖昧なものであるがゆえに、理由を説明するとすれば、1番有力なのは、現時点でスポーツをする人、観る人にとって望ましいと思われていないから。これしかないでしょうね。先ほどのサイトも最終的には「ドーピングは必ずしもやってはいけないものだとは言えないが、社会的な要請とスポーツを観る人の要請によりスポーツ界ではドーピングが禁止されている。」としているようですからね。大人の事情ということでしょうか。

 

うっかりドーピング防止マニュアル

うっかりドーピング防止マニュアル

 

 

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