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就職しないで、ブロガーになった人のBlog

就職して雇われてお金を稼ぐという従来の働き方にとらわれない、未来の生き方を模索していきましょう。

日本の景気がよくならない、回復しない理由、悪くなる理由を考えてみた

働くことへの意識
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「景気がよくならない」と言われ始めて、一体どれくらい経つのだろうか?日本が景気よかったころはいつか?というと、もう高度経済成長期まで遡るのではないでしょうか?江戸時代の方が景気良かったとい声もあるものの、江戸時代と今を比較するのもなんかなという感じもします。当時は今のような預金ができる銀行とかはあったんだっけ?普及し始めたのは明治時代以降のような気もするが。戦後という括りでみると、現代というくくりでみると、高度経済成長期がとりあえず景気よかった頃なんじゃないか?と思う。何で当時は景気よかったのか?成長過程にある国だから。というのもあるかもしれないが、当時は1960年代くらいになると、やはり景気がよくならないと共倒れの心配があったからではないか?と思います。結局、一般市民の側からすれば、今とは比べ物にならないくらいに国の規模は小さかったと思う。発展途上国と同じような状況もあったと思うけど、国民の大半にとって、戦後の荒廃期から復興を果たさないと未来がない状態なわけです。

 

今と違って子供が多く生まれた理由もそこに見出せるかもしれません。子供をたくさん産まないと、国の、自分たちの未来がないから、つまり、景気を良くする方向に自分たちが動かないと、他のみんなものそうだが、自分もまともな生活が送れないという意識が根強かったのでは?と思います。国が発展しなければ、あなたもそうけど、私も生活は悲惨なままだよ?という状態ならば、じゃあみんなが頑張るでしょう。という話なんですよね。景気をよくする方向という意識があったか?どうかは分からないが、国民1人あたりの所得が低い時代に、そもそも貯金を大量に貯め込めるような人間は今ほどいなかったと思う。貯金をすればそのメリットはあるかもしれないが、国民1人1人の所得もとても低い時代なら、貯金できる金額がわずかであって、貯金するメリットも今ほど多くない。そして、それをみんながやれば経済が回らなくなり、国はいつまでも復興しません。つまり、自分たちの生活水準も永遠に変わりません。となれば、貯金なんて焼け石に水なんでしょう。貯金をすることのメリットよりもデメリットの方が大きかった。だから、みんな自然と景気がよくなる方向に動いたのではないか?と。

 

あとは当然戦後の荒廃期は一般市民のレベルで言えば、金持ちなんか限られていたわけで、お金に困っている人、そんなに余裕がなかった人の方が多かったのではないか?と。そうなると、今でも言われているけど、お金がない人にお金を渡すと使ってくれるということです。使わないと生きていけない人がいるなら、その人がお金を1番使ってくれるという。今は、一般市民の中でも、お金に困っているというレベル割合は間違いなく減りましたよ。貯金がそこそこあって、そんなにお金を必要としていないというか、あればあるに越したことはないが、少なくとも絶対に使わないといけない使い道があるとか、食べ物を買うだけのお金にも困っている人はやはり少ない。結局これは格差になるわけですよ。昔と比べて国の規模が大きくなったから、国民1人1人の所得が増えた。それによって生活に余裕がある人が増えたという説明は容易にできる。普通に考えて、多くの国民にとって生活に余裕が出るような先進国では、景気が悪いというのはもはや必然じゃないか?と思うのですよ。

 

だってね、景気が悪い今と比べて、景気がよかった高度経済成長期の時代に行きたいと思える人間はどれだけいますかね?景気は当時の方が良いかもしれないけど、生活水準は今の方が間違いなく上だと思うんですよ。GDPで言えば、今の方が上なはずだから、国全体の経済レベルは当時よりも今の方が上なんでしょう。結局、景気は悪いが、国民1人あたりの平均の資産でいえば、結局当時よりも上なんじゃないか?と思う。生活に恵まれているどっちか?っていうと、多くの国民にとって今だと思う。だからなんですよね。つまり、景気が悪いことの問題の大きさが当時と全然違うってこと。国民1人1人が景気がよくなるように行動すれば景気はよくなるというのは、一応理屈の上では成り立つと思うが、そういう風にみんな行動しないです。それは何故か?景気が悪いことの問題点の程度が少ないからです。先ほども指摘したけど、戦後の荒廃期は景気が悪いこと=自分や誰にとっても死活問題だった。貧乏な人が多かったからね。だからこそ国を大きくするために頑張った。所得も多くなかった。貯金もそんなになかった。みんな貧乏だった。だから、得られたお金をどんどん使っていかないと生活が成り立たない家庭が多かった。しかし、今は所得も当時より多いし、貯金が多い家庭も多いから、得られたお金をどんどん使っていくよりも、自分たちの貯蓄に充てるほうが確実に自分たちのメリットになってしまう。

 

高度経済成長期前は資産もなく、貧しい人たちが多かったから、得られたお金を生活資金にどんどん回さないと、自分も他のみんなも生きていけない。だから、みんながお金を使う。景気がよくなる。しかし、今は言うほど貧乏な人は少ない。生活に余裕のある人が多いから、得られたお金を使ってくれれば景気はよくなるが、それに期待するよりも貯金をした方が自分を守れる。自分を守る手段が、昔はお金を使うことだったが、今は貯金をすることになっている。自分を生存させ、未来の安心を得る合理的な1番の手段が、時代の流れとともに変わってしまった。そして、これだけの大国になった時点で、あえてお金を使って自分を守るような手段は多くの人にとってメリットが少ない。というか、お金を使って景気を良くするというのは、自分だけじゃできないわけだ。みんなの協力がないと達成されない。しかし、お金を貯め込むという方法は1人でできてしまう。不確実な方法よりもより確実な方法をとる、当たり前の話ですね。そうなると、日本において景気がよくするには?どうしたら良いのか?というと、答えはほぼ無理だろうと思う。お金を強制的に使わすなどの横暴に出ない限りは、市場経済の流れに単純に任せている限りはまず無理だと思います。日本の景気がよくならないのは、国民1人1人が豊かになりすぎたから。自己を守る手段として国全体の景気をよくするよりも、自分の貯蓄を増やす方がメリットが大きくなってしまった現状では、日本の景気は回復しないでしょう。先進国で景気が悪くない国ってあるんだろうか?というと、あまり聞いたことないですよ。だから、国民1人1人が豊かになるレベルにまで発展した国では、国民1人1人が資産形成に走るから、そっちの方がメリットが大きいから、景気は悪くなる、回復しない。そういう流れは先進国となった国では必然なんじゃないか?と思いますよ。バブルみたいな幻想の好景気以外はもう訪れないんじゃ?と思います。

 

 

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