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ホリエモンのベーシックインカム財源論に辛坊治郎が老人に殺されると反論

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ホリエモンは以前からベーシックインカム賛成派だ。それについてテレビで議論していたらしいのだが、その模様が「「今のお年寄りに殺されますよ?」 ホリエモンの「ベーシックインカム導入案」に辛坊治郎が懸念 | キャリコネニュース」に載っている。ベーシックインカムという理念自体が、世間からするとあまり受け入れがたいという層も多いし、導入のハードルは高いだろう。保守層が多いだろうからね。

 

>これまでの常識からすると、「働かなくてもお金がもらえる」とは夢のような話だが、実際にスイスではこの6月にも国民投票を実施、導入に向けた現実的な動きが進められている。このBIを「日本でも導入するべき」と訴えるホリエモンは、「BIがあれば雇用もやりやすくなる」と考え、こう主張する。

 

「多くの企業で不況時に無理矢理仕事を作り、雇用を維持して赤字になっている。給料を払うために社会全体で無駄な仕事を作っているだけ。みんな労働信仰に支配されてイヤイヤ働いている。だったら政府からお金をもらって好きなことをすればいい。絶対やらなきゃいけないような仕事の給料は上がるし、もし仕事がなくなったってBIがあるから安心。子どもを作れば0歳児からBIがもらえるようにすれば、少子化対策になる」

 

たとえば国民一人に月8万円を給付するとして、ざっと計算して月10兆円。年間で120兆円が必要となるが、そのお金はどうやって捻出するのだろうか。 ホリエモンはこう考える。まず、消費税率を20%に上げる。日本のGDP内需部分が300兆円として、300×20%で60兆円。それに加えて無駄な公共事業を減らし、年金・生活保護・その他補助金を廃止してBIに統合。こうすれば何とかなるのではないか、と。

 

個人的にホリエモンの言うところの財源に関しては妥当なのか?それで実現ができるのか?はよく分からない。そういうやり方もあるかもしれないが、私が賛成しているのは小飼弾氏や飯田泰之氏が提唱している相続税からとってくるやり方だ。こっちの方が世間のコンセンサスは得られそうな気がする。ホリエモンの場合は消費税20%っていうのが1番国民から拒否反応を誘いそうな部分な気がします。相続税というやり方は相続税を100%にしてしまうもので、相続される金額そのものを財源にしてしまおうというもの。飯田氏は確か100%とは主張していなかったと思うが、仮に100%にすると、それだけで月額7万円程度のベーシックインカムの財源になるらしい。小飼弾氏によると。この場合、相続税を財源にするだけでOKなので、生活保護や年金制度などは別に廃止にする必要はない。しても良いけど。後述するように年金保険料を支払っている側の問題が、年金を廃止する案だと絶対に出てくるから。

 

相続税100%っていうのも極端な例であって、そんなに賛成が得られるか?という疑問だが、少なくとも多くの人間にとってメリットが大きいのは事実だと思う。子のためにいくらかの金額や財物を相続させようとしている親は多いだろうから、そのお金を子のためだけじゃなくて、みんなのために使うというだけになります。結果的に子もベーシックインカムの恩恵は受けられるわけだから。相続される財産で一生の暮らしは不可能でしょう。しかし、相続分を全部国に納めれば、一生涯ベーシックインカムが支給されるならば、やはり多くの人にとってメリットは大きいです。リスクの限りなく少ない投資じゃないですか。特に少子高齢化の日本では相続される金額は今後どんどん増えやすくなり、小飼氏は財源においても優位だと主張しています。先ほどちょっと言ったけど、ホリエモンの意見は年金制度の廃止だから、それをやると以下のような辛坊治郎氏のような反論が来る。

 

>「最大の問題は、今の圧倒的多数の高齢者の収入が激減するということ。そういう人たちが(年金も生活保護も全て廃止にして)月8万円で納得するかということ・・・。今のお年寄りに殺されますよ?」

 

殺されるか?どうかは知らないが大反対に遭う可能性はある。ただ、こういう意見はあまり意味がないと思っているんですよ。それはどういう社会であっても、絶対に反対する人がいるからですよ。今のベーシックインカムがない社会だって、今の社会のあり方に納得していない人間はたくさんいると思うんですよね。私もその1人だ。今だって金持ちは貧乏人に殺されるリスク自体は存在しているんじゃないか?と思いますけど。でも、日本人は大人しいから、そういう暴挙には出る人があまりいないというだけ。今の社会において不利な立場におかれている人間だって当然不満は持っているはずで、ベーシックインカムが導入されても、不満を持つ人間はいます。それが誰になるか?の違いでしかないのです。今の社会の若者は高齢者に対して敵対心を持っている人間が多い。ホリエモンのやり方でベーシックインカムが導入されれば、その逆の現象が起きるかもしれないというだけ。

 

あとは竹田恒泰氏が「勤労意欲がなくなるのでは?」としていたが、勤労意欲がなくなったら何が問題なのでしょうか?仮に問題ならば、勤労意欲がなくなるなんてことはありえるのでしょうか?というのが1番の疑問です。勤労意欲をなくしてみんなが働かなくなることが悪いこと、自分たちにとってマイナスという未来が確実ならば、勤労意欲は失わないっていう結論になると思うんですよね。例えばね、明日の試験に寝坊したら留年確定だ!という大学生がいたとする。この大学生は寝坊をしたら明らかに自分にとってマイナスなので、寝坊を避けようとするのが普通じゃないですか?結果、寝坊を避けられるか?どうかは分からないが、寝坊しないように普通は努力はしますよね?つまり、ある行動が自分の将来における確実なマイナスとして認識されるならば、それを避けるための行動をとるのが普通だと思うんですよね。ベーシックインカムで働かない人間が出たら困るだろ?という指摘のつもりで竹田氏が先ほどの言葉を言っていたのであれば、困るならみんな働くでしょ?(働くのを辞めないでしょ?)という結論になります。ここでみんなが働くのを辞めるという結論は、先ほどの例で言うと、留年したくない!寝坊したくない!と思っているのに、目覚ましもかけないで、スヤスヤ眠ろうとしているということになりますが、こういうケースで国民がみんなこんな行動をとると思いますか?だから、ベーシックインカムにおける勤労意欲の議論はあまり意味がない気がします。

 

 

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