¥国公立大学を受験する人はセンター試験がまずありますけど、その後には二次試験があります。その二次試験は前期と後期に分かれており、両方受けられます。国公立大学の前期と後期の違いというのは、まずは日程が違います。日程は割と近接しているような感じですが、受験日が違いますね。そして、難易度が違います。国公立大学の前期と後期の難易度の比較では、一般的には後期の方が難しいとされており、前期で受かるのが理想です。というのも、後期の試験は学力試験とも言い難い部分を見られているケースもあり、今まで勉強してきたことがあまり生きない大学もあるのです。募集人数が前期試験よりも後期試験の方が少ないということもあり、国公立大学では後期の方が倍率が高い傾向にあると思います。国立大学でも後期の方が倍率が低い場合もありますけどね。あとは後期試験でどういう試験が課されるのか?にもよりますから、国公立大学の前期の難易度と後期の難易度は一概には比較できませんが、国公立大学では前期試験の方が受かりやすいという傾向はあるかもしれません。基本的には前期も後期も受けられるので、両方受けた方が良いです。ただ、問題は国公立大学では後期にどういう大学を出願するか?ということです。
国公立大学では前期は第一志望の大学を出願するでしょう。しかし、後期は微妙です。いろいろなパターンがあります。同様に第一志望の大学を出願する場合もあれば、ランクを落として受かりやすい大学にするとか、試験内容を見て、自分に有利な試験を実施する大学にするとか、国立大学の中でも後期の倍率が低そうな大学にするとか、いろいろな戦略があると思います。国公立大学を受けるときには前期と後期で同じ大学を受けるという方法もとれます。東大とかは確か後期試験を廃止したと思うので、後期は受けられないですけど、多くの国公立大学では後期試験があると思いますから、後期試験も受けようと思えば受けられるでしょう。国公立大学を受験するチャンスというのは、1年で最大2回しかないので、なかなか難しいと思いますし、早めにその辺の戦略を立てておかないといけないでしょう。この2回をどうやって使うか?どこを受けるか?が本当に大変です。先ほども言ったように国公立大学の前期と後期で同じ大学を受けることも可能なので、第1志望の大学を両方受けるということでも構わないでしょう。
このパターンは結構多いと思います。記念受験レベルじゃないならば、自分の学力で受かる望みがそれなりにあるならば、後悔しないために国公立大学の前期試験も後期試験も同じ大学でも良いんですよ。ただ、その場合には後期は滑り止めにはならないので、両方落ちる可能性もありますし、私立大学に進学するか?浪人をするか?の覚悟をしないといけないと思いますけど。そして、国公立大学の後期は滑り止めに費やすという方法もとれます。国公立大学の前期は第1志望の大学を受けて、後期は滑り止めに出願しておくというものです。例えば、東大を前期に受けたならば、後期は一橋、横浜国立大学、千葉大学、筑波大学とか、そういった感じでしょうかね?どのあたりのランクの大学を滑り止めにするか?はその人の学力や成績、相性、好み、後期試験の内容などにもよるでしょう。だから、一概にどういうところを受けるか?の正解はありません。滑り止めとして受けるからには、そこに行く可能性が十分あるわけですから、受かった場合には行っても良いところじゃないといけないでしょう。浪人をすることを覚悟するか、それが可能ならば、滑り止めをあえて受けないということもできますけど、滑り止めとして受けるならば、大前提として受かったら行くということを考えないといけません。
私立大学も受けている人が多いと思いますけど、その受けた私立大学との兼ね合いの問題もありますね。受ける滑り止めの私立大学と比べて、後期で出願する大学の方が行きたいと思えないとそこを滑り止めとして受ける意味がないですから。だから、滑り止めとして国公立大学の後期試験を受ける意味があまりないならば、後期試験も本命を受けた方が良いということになります。国公立大学の後期でどこを受けるか?決めるときには、やっぱり後期試験の試験内容を確認することが特に大切でしょう。さっきも話しましたけど、学力試験よりも人物試験に偏っているところもありますから、試験内容の向き不向きが特に重要になってきます。そして、国公立大学では前期と後期を併願する人も多くいますが、後期の倍率はちょっと読みづらいです。前期は確実に出願したところを確実に受けますけど、国公立大学の後期はすでに出願はしたが、前期で受かれば、後期は受けない人もいますから。だから、国公立大学の後期試験の倍率は高くなったり、低くなったりすることがよくあるのではないでしょうか?国公立大学の後期試験は欠席率というのがちょっと読みづらいのです。ここも国公立大学の前期と後期の違いですね。国公立大学の後期試験の難易度はその年の倍率によってもかなり左右される可能性がありますから。
でも、特定の国立大学の欠席率はある程度傾向があると思いますけどね。国公立大学の欠席率で検索をすると、特に一橋大学の後期の欠席率は高いみたいですね。国公立大学の前期の難易度と後期の難易度は違いますし、前期の倍率と後期の倍率も違います。国公立大学の前期と後期の違いを理解することから始めて、国公立大学で前期と後期はどこを受けるか?考えないといけないのが、国立大学や公立大学の受験者の第一歩になりますかね。国立大学の前期と後期の違いは結局は大学ごとに違いがある場合もあればない場合もあると思いますし、その違いの程度も微妙に違うでしょう。国立大学は前期も後期も難易度が高いですけど、国立大学は前期と後期で同じ大学を受けても良いし、違う大学を併願しても良いでしょう。国立大学の前期の難易度、後期の難易度、それぞれの試験内容の違い、国立大学の前期の倍率と後期の倍率などを調べて、受験先を決めていきましょう。これは結構大変な作業になると思います。
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