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非正規にもボーナスや賞与を支給すべき?いじめや搾取、生きていけない問題を解決するのはそこじゃない

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非正規雇用の人にもボーナスを支給すべき!という声が以前からあったでしょう。非正規雇用の人がボーナスを貰えないというわけではないです。貰えているケースも一応あるみたいだが、正社員と比べると貰えないケースが多々あるようですね。そういった部分に不満を感じている人もいると言います。それに非正規の人たちは現状で生きていけないという声をあげる人もいますから。非正規の人の待遇改善はある問題を呼ぶのです。それは正社員からの反発です。これに関しては後述しますけど、私は正社員でも非正規でもない第3者からの立場なので、ある程度中立的なことが書けるんじゃないか?と思いますが、非正規の人にボーナスを支給すべきか?というのは「「非正規にも賞与を支給」政府ガイドライン案で議論 一方で「正社員すら賞与が出ない状況を何とかしろ」という声も | キャリコネニュース」でもいろいろと書かれているんですよ。

 

ガイドラインでは賞与について、業績などへの貢献度が同じ場合は同一金額の支給を求め、「貢献に違いがある場合にはその差異に応じた支給をしなければならない」と明記されているという。これまで非正規に賞与の支払いをしてこなかった企業たちは対応を迫られることになりそうだ。

2014年の厚労省の調査によると、賞与支給制度の適用を受けている割合は、正社員では約86%に上るのに対し、非正規では約31%にとどまる。非正規も正社員と同じように賞与が年1~2回出るとなると、年収が大幅にアップしそうだ。今回の報道を受け、ネットでは賛同の声が挙がる。

「そーだ、そーだ? 今頃かよ!とも思うが。 非正社員は真っ先に首切られる危うい存在だのに、賞与ないから貯金もできね」

非正社員に正社員並の責任や業務をさせているなら、賞与支給は当たり前。 賞与を支給するなと言うなら、まず非正社員に課している仕事量を見直せ」

最近では、人件費削減のためにバイトに正社員並みの働きを要求する職場もあり、賃金面の不公平感はいち早くなくしたいところではある。ネットでは、「むしろ非正社員にも積極的に評価制度を取り入れてもらいたい」と要求する人もいた。

 

とりあえず政府や非正規の人の意見としては、仕事内容や貢献度が同一ならば正社員同様にボーナスを支給すべきという声があるようですね。つまり、平等を達成しろということのように思います。ただ、私の第3者的な意見を言わせてもらうと、仕事内容や貢献度によって平等を達成するというのは、聞こえは良いかもしれないが、企業としては絶対に譲れないポイントっていうのがあると思うんですよ。それは何か?っていうと、これは非正規だけに限る問題ではないですが、いくら給料を払えば働いてくれるか?という問題なのです。例えば、Aという社員とBという社員がいたとします。この2人は能力的には全く同じで、やっている仕事内容も同じです。しかし、そしてこの2人を雇っている企業では、事前に2人に「最低いくら給料が欲しいですか?」と聞いたとする。Aは30万円と答え、Bは35万円と答えたとします。この企業はどうしてもこの2人を雇いたいというとき、2人の給料額をどう決定するか?というと、Aに30万円、Bに35万円を払うことになるでしょう。能力や仕事内容が全く同じなのに、なぜ5万円の差が出るのか?というと、Aは30万円払えば働いてくれるけど、Bは35万円出さないと働いてくれないわけだから、Bには35万円を出す意味があるわけです。しかし、この状況でAに35万円を出すメリットがないわけです。5万円分余計に出さなくても働いてくれるのだから、企業としてはそりゃコストは抑えたいので、5万円分少なくしても企業に損失がないならば、そりゃ5万円分は出しません。

 

最近の例だとジャイアンツの菅野智之投手とFA移籍してきた山口俊投手の年俸がほぼ同じというのはおかしいのではないか?という指摘があったようですが、これも理由は同様です。菅野投手と山口投手のこれまでの成績を比べると、菅野投手の方が上と評価されてもやむを得ない気がします。しかし、なぜ年俸は同じなんだ?ということですね。菅野投手は巨人にだけ入りたいから浪人までした人で、メジャーリーグ以外であれば国内移籍はまずいないでしょう。ってことは年俸をある程度抑えてもメジャー移籍ができない段階では本人はサインするだろうって話ですよね。実際、彼はサインしました。しかし、FA移籍してきた山口投手は巨人と中日で争っているという報道がでていました。ということは巨人が獲得するにはある程度出費はやむを得ないということになってしまいます。菅野投手と同額を出すほど価値がある投手か?という問題は別にありますけど、年俸を抑えても流出などの危機が少ないと思われる選手は抑えて、多く出さないと獲れない、または流出するという選手に関しては多く出すというのはビジネスでは当たり前の話だと思います。

 

ビジネスの現場ではこういう部分がある程度考慮されてしまうわけですよ。つまり、企業としても利潤を最大化するためには、コストを抑えて成果をより大きくする必要があるので、簡単に言うとコストがかからないでより大きな成果を出してくれる人を雇いたいわけです。すると、同じ成果を出す人間でも、より少ないコストで済むならばそっちを選ぶというのは、企業経営においては必然の事象だと思うんですよ。そして、これが正社員同士でも、非正規同士でも、正社員と非正規同士でも起こっているわけですね。つまり、企業側のこういった都合を加味するならば、同じ仕事でも、同じ貢献度でもコストがよりかからない人にはそれを払わないという行動にどうしても出てしまうわけですね。つまり、企業がそれを徹底しまくると、正社員も非正規の人たちも生きていけないという状況にならない程度のギリギリのラインまで給料が下がる可能性があるということになってしまいます。現実を例に出すと、ボーナスが仮にでなくても非正規で働いている人というのはたくさんいるわけじゃないですか?ってことは、非正規の人に対してボーナスを払うことの意味が企業にとっては存在しないわけだ。つまり、非正規がボーナスを獲得するためには、企業に払わせるには、ボーナスを払わないならば働かない!といった行動をみんなで集団的にとるしかないのです。ボーナスを払わないと非正規で雇える人が全然いなくて困るという状況を作り出すのが1番だが、現実的には無理だろう。あとは法で義務付けるか?くらいでしょうか。ただ、法律上は正社員とか非正規という区別がそもそもないので、早急にはありえない話だと思います。

 

今言った話は現実的にありうる企業側の言い分や都合の問題だと思います。だから、企業側のこういった都合とか、言い分が正しいと言うつもりはないが、非正規の人がボーナスを欲しがるのも自分たちの都合なので、そうなると企業側の都合も少しは聞いてあげないといけないかな?とは思います。非正規は社会からいじめを受けているような状況にも思えなくはないです。非正規の人たちというのは搾取されている言って良いのか?は分からないが、そういう現状は私も是正してもらいたいと思っているのです。しかし、やり方がちょっと厳しい気がします。引用もとの記事に載っていることですけど、正社員の待遇を引き下げて平等を達成する可能性があるということです。非正規と正社員の不公平がダメならば、正社員の待遇を引き下げて非正規と合わせるという方法を企業がとる可能性もあり、それを懸念している正社員の声が記事に載っているわけです。そうなると、結局全員が困ることになるわけですよ。企業活動にもある程度自由は保障されないといけないと思うので、何でもかんでも労働者側に有利になるような策を講じないといけないというのはおかしいと思うのです。企業も国とは別の立場の人間であり、経営者も1人の労働者ですからね。

 

しかし、労働者にとって不利なことばかりされるのも困るということで、だからこそこれは毎回言っているが、ベーシックインカムのような策を講じるのが1番なんですよ。国が全国民に対して最低限の生活費を与えたうえで、企業には企業活動の縛りを完全に取っ払うで良いと思います。そうすれば非正規への搾取やいじめは事実上なくなるでしょう。搾取されるのが嫌ならば働かない選択ができますからね。現状は非正規にどれだけ不満があっても働かないといけないのが問題なわけで、非正規が嫌ならば働かない選択ができるならばそれで良いと思うんです。そのうえで企業は強気に出たいならばそれで良いと。時給100円とかでも勝手にしてくれというスタンスです。その代わり、誰も労働者が集まらないリスクもあるから、現実的には労働者を確保するには、そりゃ労働者側に譲歩しないといけなくなります。非正規で働いている人も生活ができなくなる心配から、賞与を支給すべきだという声が出ると思うのですが、ベーシックインカムがあれば結局その懸念は解決されるわけです。ベーシックインカムは非正規の問題を解決するだけではないです。非正規ですら働けない人も救えますし、企業がAIなどを多用して人間の職業がなくなることへの懸念にも対応できます。生活資金への心配がないならば、非正規への賞与を支給すべきという声もほとんど聞かれなくなる気がします。そのときには正社員へも賞与は支給されていない気もしますけどね。経営者もベーシックインカムがもらえるわけだから、最低生活費は確保できるので、会社が倒産しても路頭に迷うことは考えづらいかもしれないです。全員が全員強気に出られるわけです。

 

非正規への社会からのいじめみたいな問題は以前からずっと言われてきました。正社員との格差の問題や搾取の問題がそれで、それを現実的に解消するには、私はベーシックインカムが1番だと思いますよ。ベーシックインカムの実現可能性の問題については、識者がいろいろな案を考えてくれています。それらの中に十分実現が可能だなと思えるモノもあります。個人的には想像税を財源にする案は1番良いかな?と思いますね。非正規にもボーナスや賞与を支給すべきという問題は今後も続いてくと思います。この問題は非正規と企業間対立のみではなく、そこに正社員も加わってくるものになるので、だから余計にややこしいんですよね。非正規の待遇改善は正社員の待遇引き下げにつながる可能性がありますから。この3者の都合をそれぞれ考えたときに、1番の妥協策というか、不満が出づらくなるのがベーシックインカムになると思います。ボーナスがもらえないと非正規の人たちは生きていけないのか?はちょっと分かりませんけど、生きていけない問題は全ての労働者にとって深刻なもので、それを解決する策になってくれると思います。非正規の人たちの待遇改善はボーナスを支給すべきといった企業に訴えるものではなくて、国へ訴えるものの方が良いと思います。生活の保障のためにこういった意見を言うのであれば、それはもはや社会保障の分野であって、企業が担うべきことじゃないじゃないですか?国がやるべきことですよね?そういった点もベーシックインカムが望ましいと言える根拠の1つになります。

 

日本の進むべき道 ベーシック・インカム

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