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就職しないで、ブロガーになった人のBlog

就職して雇われてお金を稼ぐという従来の働き方にとらわれない、未来の生き方を模索していきましょう。

最低賃金は上がらないと思うし、仮に上がってもそれが労働者にとって幸福とは限らない

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>若者グループ「エキタス」は4月15日、最低賃金を時給1500円に引き上げることを求めて新宿でデモを実施し、ネット上でも話題になっている。 時給1500円は「『健康で文化的な最低限度の生活』に必要な最低限の金額」だという。この時給で週40時間、1か月働けば月収24万円になる計算だ。この試算を受けて、次のようなツイートが4月16日に投稿された。

「時給1500円で24万円でもここから社保とか引かれて手取り20万いくかいかないかというラインですよね。今は非正規でも社保とか厳しいから、これって全然妥当な額じゃないかなー」

「激しく共感。そして東京では無いとは言え、これ以下の手取りで妻と子供2人養うという無理ゲーを続けている俺… マジで給与上がってくれえ」

月24万円が必要だということだが、なかなか手が届かないのが現状だ。2016年の厚労省「賃金構造基本統計調査」によると、20代前半の非正規労働者の平均月収は約18万円、20代後半でも約20万円にすぎない。正社員も20代前半では約21万円、20代後半でも約24万円にとどまっている。これでは「息を吸って吐くだけで赤字」という生活を強いられている人も少なくないだろう。

(中略)

こうした試算に対して、「そんなに必要ないでしょ」という意見も根強い。

「私は東京一人暮らしで月収16万円で生きてた時もありました。24万円なくても普通に生きていける」

「生活レベルを落とせてないだけでは?(中略)おれは東京で月12万でギリ生活出来てるけど?」

しかし24万円以下でも暮らせると主張しても、誰も幸福にならない。「せっかくデータが出てるんだからそれをもとに賃上げ要求すればいいのに」という指摘はもっともだろう。

 

単身者が都内で暮らすには月24万円が必要? 「月収20万円だと息を吸って吐くだけで赤字」「マジで給与上がってくれえ」 | キャリコネニュース」の記事を引用したものですが、個人的にはまだ最低賃金の上昇を願うデモをやっているんだね。って感じ。基本的に社会的弱者の味方である私ではあるが、最低賃金を上げろと要求するデモに関しては全く賛同できない。それは簡単な理屈で、このブログでも何度も言っているのだが、会社が国民の生活の保証をしないといけない義務を見出せないからだ。なぜ企業が国民の生活の安定を保証しないといけないか?それを説明できないのです。そういうのは社会保障の分野だから国が直接保障しろという言い分は通りそうな気がするが、企業も結局私人であり、国民の側なので、国民が国民の生活の安定を保証しろと言われても、それって例えば隣の部屋の人が生活に困っていたら、私がその人の生活を保証しないといけないみたいな話でおかしいと思うのです。それは本来、国が率先してやるべきことのように思う。国や国民が企業に要求しても、知らんがなと言われるだけだと思うんです。それに最低賃金を上げるというやり方が自体が、今のご時勢においては全く非現実的だと思うんですよ。給料は今後まず下がるんですよ。それは正社員、非正規問わず。世界的に人工知能を駆使する分野が広がる中で、労働者をロボットに置き換えないと、国内外を問わずとてもじゃないが成り立たない企業は多くなるだろうということ。

 

これはひろゆき氏が言っていたことですが、時給を1500円にすると、仕事のスキルが1500円に見合った人しか仕事を得られなくなる、企業が採用しなくなるみたいです。1500円分のリターンを得られるならばということで、厳選に厳選を重ねた採用になってしまうのでしょう。そうなると労働者の人数が減り、働けなくなる人が増えるということも考えられ、時給1500円で採用された人も、今まで以上に労働量が増えますから、結局幸福なのか?分からないと思います。企業はそういうやり方をする気がしてきます。人件費を削るという策をとらないと、今後企業自体が生き残っていけないケースが増えると思うんですよね。諸外国でも労働者に代わるロボットはすでに普及しており、例えばマクドナルドでは注文を受ける店員がほぼいない国もあるという。聞いた話では、タッチパネルで注文をしてクレジットカードで支払いをするという状況がすでに当たり前になっているのがフランスらしい。つまり、世界中でそういった動きがある中で、日本だけがいつまでも人間を使い続けていたのでは、とてもじゃないが国際競争力で勝てないのではないか?人間が働いている分野のうち、どれだけの部分を今後残せるか?という点がまず疑問なのだが、その中で人間の給料を上げろというのは、不可能に近いだろう。不可能に近いっていうか、その望みは結局その企業が早く潰れることを後押しするだけなのではないか?と思う。実際、ロボットに代替して人件費を削ることが共通のやり方になっているこのご時勢で、人間の給料を上げようとする企業があるならば、その企業は倒産する確率を自ら上げている状況だと思うのです。給料が上がらないどころか、倒産される方が労働者にとっても困るわけじゃないですか?そういう部分も含めると、時給を上げろというデモは何の解決にもならないどころか、状況を悪化させる可能性の方が高いのではないか?と思うんですよ。

 

そして、東京ではそもそも手取り20万円ないと、単身者は生活できないのか?という話だが、それ以下で生活できている人もいるということに対して記事の筆者は、そんなことを言っても誰も幸福にならないと結論づけているが、私はそうは思わない。誰も幸福にならないとは言うが、少なくとも企業からしてみれば出費が減るわけだから、最低賃金は今のままの方が良いよねって話になる。労働者と企業は対照的な関係なのだから、その間を持つ条件を変えることで両者がWin-Winになるというのはまずありえない。20万円も生活するのに必要ないとなれば、20万円以上を要求する大義名分がない。記事の筆者は15万円でも生活できるかもしれないが、20万円あった方が良いのはその通りなのだから、要求しても良いだろう。ということかもしれないが、そうなると生活保護受給者だって同じことになるんですけど。生活保護受給者だって、今の収入で最低限の生活はできても収入が多い方が良いってことになる。でも、彼らが収入を上げろとデモをやったら、世間の多くの人はバッシングすると思いますけどね。

 

結局同じじゃないですか?生活保護受給者の収入を上げるとなれば、税金が多く使われるわけだから国民の負担が増えるとか、そういう話になる。それって結局最低賃金を上げると企業の負担が増えるよねって話と同じなのです。そして、労働者の側にとっても最低賃金が上がることが本当に幸福なの?と思える側面もある。それは幸福の基準がどこにあるか?の差でしかないと思います。幸福の基準が人並みということならば、20万ないと厳しいのかもしれない。ただ、人並みっていうのもどこの部分が人並みなのか?にもよるんですけどね。とりあえず生活するだけならば20万もなくても余裕だろう。それこそ大原扁里という方は都内に住んでいるが、月10万円くらいの収入で生活しているみたいですけどね。で、彼は幸福じゃないのか?というと、幸福そうに見えますよ。彼は仕事を週に2回くらいしかやってないみたいだから、自由に使える時間が大量にある。そこが他人とは違うという面であり、彼の生活の拠り所になっている。お金の面では人並み以下かもしれないが、自由な時間の量は人並みを圧倒的に越えているだろう。お金だけで幸福か?どうかが決まるわけではないのだし、人並み以下の生活だとしても、それって幸福を感じられるか?どうかのハードルを下げている状態なので、私はそんなに悪くないと思うんですよね。

 

例えば、今20万円で生活している人は20万円に合った生活スタイルを送っているだろう。しかし、それが40万円になれば生活スタイルの質は上がるはず。これを幸福になったんだと評価する人もいるだろうが、私は必ずしもそうは思えない。40万円に給料が上がると、人はたいてい消費金額を上げるわけです。40万円に見合った生活をするようになる。それは別の言い方をすると、40万円のライフスタイルが普通になってしまい、それ以下のライフスタイルに対して不満を覚えるようになりがちということ。その人が月収35万円になってしまったら、気持ちの中はとても幸福とは評価できないはず。幸福度合いは5万円分のマイナスのはず。40万円が普通だった人にとって5万円も収入が下がってしまったのだから。でも、20万円の人がずっと20万円で生活していたら、その人にとっての普通がずっと維持されているだけであり、幸福度合いはプラマイ0だろう。あれ?40万円が35万円になった人と比べて、ずっと20万円の所得の人の方が幸せなんじゃね?ってなるわけです。で、実際月収が40万円の人と20万円の人ではこれからどっちが下がる余地が大きいですか?となれば、当然40万円の人の方だ。

 

つまり、給料が上がるということは瞬間的な幸福度合いを上げるかもしれないが、長期的に見れば、気持ちを萎えさせる確率を上げることになるのではないか?今と未来予測を含めた世界中の労働環境を踏まえると、尚更その確率は高くなると思う。今100万円稼げている人だって、今後仕事がロボットに奪われて収入が0になるかもしれない。100万円の収入が0になったら自殺するかもしれないですよ。でも、最初から収入が0であるニートの人は最初から0だから、収入が0ということに関してショックは何もないはず。ガチでそういう世の中が今後くるかもしれないんですよね。だから、そうなったときのショックを和らげるという意味では、現時点であまり稼げていないってことは実は見方によってはメリットにもなる可能性があるのです。それに都内で20万円ないと単身者が生活できないってことを叫ぶ人がいるのならば、生活保護の支給金額も当然上げないといけないことになります。彼らは手取り20万円ももらってないですよね。それに賛同できる人間がどれだけいるか?という問題もあるし、最低賃金を上げるデモをするならば、ベーシックインカムを早く実現しろと国に訴えた方が全然意味があると思うんですよね。最低賃金は普通にやっていたら下がる一方だと思うので、その流れの中で上げろと言われて長期的に上げられる企業なんかほぼないと思うんですよ。企業に私たちの生活の保証をしろというのは無理があるのです。

 

 

 

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