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就職しないで、ブロガーになった人のBlog

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SUICAの転売は違法や犯罪ではない?禁止する理由が実は見当たらないという問題

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SUICAがメルカリなどのフリーマーケットサイトに出品されている例が最近話題になっている(それ以外にも現金や離婚届なども)けど、SUICAを転売することは違法なのではないか?という解釈をしている人もいるみたい。それはSUICAのカード本体の所有権は、持ち主ではなくてJR等の鉄道会社にあるから。ということが根拠なのだろう。私はお恥ずかしながらそれを知らなかった。カード自体の所有権はJRにあって、それを貸し出している状態らしい。そして、SUICAを使うことがなくなったときには返すのが義務らしい。これがJR側の考えということになる。ってことはさ、東京駅のデザインがされた100周年SUICAとかもさ、使わないで保存しておくとかは事実上できないってことになりますよね。そのカード自体は自分のものではないわけだから、JR側の考えからすると、使わないならば返して。というのが本音ということになるのだろうか?つまり、コレクション目的でああいった記念SUICAを購入することはできなかったということになるのだろうか?コレクションしていても、JR側がそれを認識することはおよそ不可能ではあるが。

 

で、今回のようなケースはどうなのだろうか?SUICAの所有権はJRにあるとなると、勝手に転売するのはマズイような感じにもなるかもしれません。しかし、私はSUICAの転売は犯罪にはならないと考えています。現に記念SUICAも販売当初は大量に転売されていたりしていたが、事件にはなっていない。JR側の規約違反ということは言えても、犯罪には当たらないのだろう。その理由は、転売という行為が単なる占有権の移転でしかないと思われるからだ。占有権というのは所有権とは違い、そのものを占有する権利のことであり、例えばレンタルビデオ店からDVDを借りた場合、そのDVDの所有権はお店にありますが、占有権は借りた人にあります。そのDVDはお金を払ってレンタルをした人が一定期間は占有して良いと認められたものなのです。今回のSUICAの転売が犯罪にならない理由はそこにある。つまり、所有権はJR側にあるとしながらも占有権を移すことは可能なのだ。JRの所有権を侵さない範囲で転売が行われるならば問題ないということになる。

 

占有権の移転は所有権を侵すことにはならない。例えば、先ほどの例で言えば、あるお店でAが借りたDVDをBに貸したとしても、そのBがお店にDVDを返したならば、お店のDVDの所有権は侵されない。これと結局同じということになる。また貸しを禁止しているお店もあるので、そこはそれぞれの規約にもよるのだけど。で、おまけにレンタルビデオ店などの場合にはいわゆる会員しか利用ができない仕様になっている。つまり、特定の人に貸したのだから、その人以外に利用をされては困るという言い分は通じる可能性があると思う。だから、また貸しを禁止することも十分理由があるのだ。しかし、SUICAの場合はどうか?というと、あなただから使用を認めた。みたいな条件がありません。身分証明書とかも必要なく、不特定多数が誰でも借りられるようになっている。SUICAデポジット代を払える人ならば誰でも手に入れられる。つまり、特定の人に貸したのだから、それ以外の人にまた貸ししないで。という言い分が通じづらい。この人だから貸したとかではなく、誰にでも貸してくれる状況が存在しているので、特定の人が借りたSUICAを別の誰かに貸すことの何が問題?みたいな状況になっており、また貸しを禁止することに合理性がほとんど存在しないと思う。

 

だからこそ、転売によってSUICAの占有権を移転したとしても、JR側に何の損害もなければ、何の被害もないはずなのだ。それに転売によって他人に売るという行為は、例えばBがAに頼んでSUICAを買って来てくれと言って、Aが直接SUICAを入手し、それをBに渡し、BがAに手数料を支払う状況と変わらない。つまり、転売って行為は代理購入とほとんど差がなく、特に問題すべき点が見当たらない。こういった理由からSUICAの所有権がJRにあったとしても、それを転売することは違法でもなければ禁止する理由もほとんど存在しないと思われます。実際、転売自体をJRは快く思っていないみたいだが、事実上取り締まることは不可能でしょう。それは不特定多数が購入できるもので、誰が誰に転売したか?なんて掴みようがないから。ネットで行われている転売に関しては、サイト側が対応する可能性もあるけど、結局そこまでやる意味もよく分からないんですよね。SUICAの転売は犯罪にはまず当たらないでしょうし、事件になった例が1つもないと思うので、そういうことなのでしょう。

 

利用規約の違反という可能性はあるが、その利用規約の存在意義についても別途検討したほうが良いような気もします。結局SUICAの転売は、転売によって占有権を移転した後に、新たに占有権を持った人がJRに返却する意思があるならば、特に何の問題も起きない行為という話になってしまい、所有権の侵害行為には当たらない。それを禁止する利用規約があるのか?は調べてないから分からないけど、あったとしてもそんなに必要なのだろうか?と思えてきます。不特定多数がほぼ誰でも借りられるSUICAをまた貸しすることを禁止する規約があったとしても、それは本当に必要なのか?と思えてきます。JRもよろしくない程度のコメントを出すだけで、特に対応とかもしてないみたいなので、そんなに問題視している感じには見えないですけどね。SUICAの問題に関しては、所有権がJRに帰属するため、すごいややこしい話になってしまうのですが、所有権も持ち主にするとかはできないのかな?

 

 

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