就職しないで、ブロガーになった人のBlog

就職して雇われてお金を稼ぐという従来の働き方にとらわれない、未来の生き方を模索していきましょう。

日本でストライキが起こらない理由は?起こしたいが迷惑だから?会社が潰れるから?

【スポンサードリンク】

日本ではストライキというのは非常に珍しい行為でまず起きません。ほとんど私も聞きませんね。労働環境がこれだけ酷い、酷いと言われているのに、ストライキが全然起きないというのは、ある意味不思議でもあるのだが、なぜそんな状況になるのだろうか?日本ではストライキが滅多に起きないが、その理由は何だろうか?まず大前提として、ストライキは労働者個人が起こせるものではない。だから、ストライキを起こしたいと思っても、1人で可能となるわけではないのだ。ストライキを起こしたい場合には、労働組合を作り、組合単位で起こさないといけない。だから、ストライキを起こすには労働組合が必要なのだ。これは日本でストライキが起きない理由の1つかもしれない。ストライキがなぜ起きないのか?日本においては、労働組合の組織率がどんどん下がっているという。つまり、この時点でストライキを起こすための地盤が整っておらず、ストライキを起こしたいとしても起こせない、起こしづらい状況ができているのです。労働組合の組織率が低いという点が、日本でストライキが起きない理由の1つになりそうだが、でも労働組合自体は少なからず存在しているわけで、それなのにストライキを全く聞かないのはなぜだろうか?他にも理由があるのではないか?と思えてきます。

 

日本でストライキが起きない理由の1つには、結局ストライキを起こすという発想を現実的なものと思えない層が多いってこともあると思う。だから、大学や高校を卒業して仕事をするといったときに、ほとんどの人は就職を選ぶわけです。起業するという発想はあっても、その発想を実行に移す人はほぼいません。それと同じ気がするんですよね。ストライキという方法がブラック企業を潰すための1つの案であることは知っている人はたくさんいると思うんだけど、日本においてはストライキが一般的ではないために、その非常識な行動をとるのに勇気がいるわけです。就職しても厳しい労働環境が待っているというのは、誰もが認識していることだと思うのだが、でもみんな起業は選ばない。それは起業自体へのリスクもあるだろうが、日本において起業をするということが一般的ではなく、身近にそんな存在もいない場合がほとんどで、その非常識な行動をとる勇気が持てないと思うのですよ。就職できれば将来安泰ならばまだしも、決してそんなことはない。にもかかわらず、起業を選ばないで就職を目指す人がこれだけ多いのは、日本人は非常識な行動をとれない、とる勇気がない存在なんじゃないか?と思います。同調圧力に厳しいと言われているところを見ると、非常識を宜しくないと考える人がいても不思議ではないかもしれないが。

 

あとはストライキに対する国民の寛容度なども関係しているかな?ストライキの目的は一般市民などに迷惑をかけて、会社の沽券や業績に影響を与え、労働条件の改善という譲歩を引き出すことだと思うのだが、その根本を否定する人たちが多くいるということ。つまり、ストライキの目的そのものである迷惑をかける部分を否定する人たちが結構いる。例えば、「【ブラック社会】「クズバス会社め」「スト批判は子供の論理」 川崎臨港バスのストライキでネット論争勃発 – News Noraism」にはその一例が載っているけれども、こういった場合には公共交通機関だから、利用者への迷惑は甚大だ。迷惑をこうむっている側が批判するのは分からないでもないが、これって結局さっきの話にもつながると思うんですよね。なぜ批判する人間がいるのか?といえば、迷惑がかかるからだ。しかし、ストライキによってなぜ迷惑がかかるか?と言えば、備えがないからなんですよ。日本ではなぜかストライキが起きないから、みんなそういった状況を想定しない。だから、いざそういった状況が起きた時になす術がないのだ。想定がないからこそ、迷惑になるわけで、最初からストライキがいつ起きるか?分からないという想定が、社会の中にあれば、ストライキが起きても問題なく対処できる人は多くいると思うんですよ。つまり、こういった問題は日本という国が、いかにストライキを非日常のものとして捉えているか?の1つの根拠になると思う。

 

ただ、ストライキを起こす側からしてみれば、想定がない中で行うストライキは、利用者にとっても迷惑は甚大で、使用者への影響も大きいから、譲歩を引き出しやすいと言える状況ではあると思うんですよ。だから、今の日本の状況というのは、かなり労働者にとって有利な面もあると思います。だって、あらかじめ想定が完璧にされていて、迷惑が全くかからないとなると、ストライキの本質部分が全く達成されないわけだから、空振りに終わる可能性もあると思うのです。ただ、見方を変えると、そういう想定がない社会で実際に起こすと、その会社への批判が集中し、会社自体の業績がとんでもなく悪くなる可能性もある。実際、ストライキがなぜ起きないのか?に対するネット上の意見を見ると、そんなことをすると会社がつぶれるかもしれない。という声も結構あるんですよね。そういう意味では、想定がない日本社会でストライキを起こすということはもちろんリスクもあることになる。ただ、このリスクを問題視してしまうというのは、ちょっともったいないと思いますけどね。というのも、このリスクは短期的に見たら正解でも、長期的に見たら不正解である可能性があるからです。

 

ストライキが起こらないと、波風が立たないから会社の業績や評判は安定するかもしれないが、労働環境はそのまま。ストライキが起きると会社の評判は悪くなり、潰れるかもしれない。しかし、全国でそんなことが起きたら、国が放っておけない、失業率がぐーんと上がり、治安悪化も心配されるから、もう無視はできないわけだ。だから、全国的に同じようにストライキを起こす会社が多く出るという条件付きではあるが、会社が潰れたとしても、結果的に労働者に対して恩恵があるような社会に国が作り変えていかざるを得ない状況というのは、現実的に考えられる。だから、短期的なデメリットには目をつむって、長期的な利益を取りに行ける労働組合が全国で多くあれば、ストライキが起こらない社会よりも、そっちの方が労働者にとっていい結果と言える可能性もあると思います。ストライキを起こしたいと思っても、組合がないとどうしようもないので、実は起こしたいと思っているのに起こせない人がいるというのも問題かもしれないが、日本は社会の風土からいって、ストライキが非常に馴染まない国であるという感覚は、なんとなく私も持っています。でも、そうなるとそれだけブラック企業が蔓延しやすい風土という言い方もできるわけです。他にもブラック企業を何とかする方法はあるとは思うが、他の方法でも、とりあえず波風を立てない方が良い風潮や慣れないものや非常識への同調圧力的な攻撃が存在する限り、ブラック企業の問題は日本固有の問題として、永遠に残り続ける気がしますけどね。

 

 

あわせて読みたい記事