就職しないで、ブロガーになった人のBlog

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ブラック企業で働き続ける人はなぜ社会から悪者扱いされないのか?という疑問

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ブラック企業をなぜ辞めないのか?という疑問を持つ人は大勢いるわけで、西村博之氏もその1人みたいね。彼はブラック企業で働いている人はなぜ辞めないのか?という疑問をかなり抱いているようで、辞める人間もいなければ、訴える人間もほぼいないということで、「そういう人間は暗殺でもされてんの?www」と嘲笑していたこともある。辞めようとしない、訴えようとしない人間に半ば呆れている面もあると思うのだが、実際に日本ではブラック企業の労働者で辞める人間や訴える人は限りなく少ないと感じる。現実的には辞めたくても辞められないという言い方がされているが、別の機会のブラック企業をなぜ辞めないか?問題で西村氏が話をしていたときに、お友達のひげおやじ氏は「いや、人が良いんだと思うよ」と言っていたのだが、それでも西村氏は納得がいかない様子だ。すると、ひげおやじ氏は「だから、責任感が強いってこと」と言うと、西村氏はすかさず「それは責任感が強いのではなく、バカなだけ」と一蹴する。すると、ひげおやじ氏は返答に困るが、西村氏は続ける。「責任感が強いならば、会社に対してそれなりの仕事をしているはずで、モノを言える立場にあるはず。仕事がきついならば、ここがきついから改善してくださいとか、交渉すれば良いのに、やれることを何もやらないできついだけ言っているのならば、それは頭が悪いと思うんだよね」という感じだ。責任感が強いというのは、自分が任された仕事を必死に頑張るという意味合いなんだろうが、きつい労働を真面目に頑張りながら、きついと不満をこぼすだけ(不満を解消する手段を何もとらない)というのは、西村氏から見ればバカに映るってことなんだろう。

 

仕事を必死にやることが労働者にとって満足ならばそれ問題ないはずなのだが、当の労働者は不満をこぼすならば、なぜ必死に頑張るのだろう?という疑問は沸く。必死に頑張らないとクビになるかもしれない((不満を口にするのも同様か?)とか、転職先が見つからないとか、いろいろな恐怖心はあるのかもしれないが、そこで別の疑問が沸く。結局きつい労働に対して従順に従うだけで、何も改善を要求しないで働いてしまっている現状は、まさにブラック企業の寿命をどんどん伸ばしている状況ということ。例えば生活に苦しい人がいて、振り込め詐欺出し子を引き受けて、それで金銭を得て生活をしている人がいたら、振り込め詐欺の主犯格のみならず、出し子の人間まで社会から非難されるはずなんだけど、それは振り込め詐欺という犯罪に加担をしているから。というのが主な理由でしょう。つまり、社会的に悪いことをする人たちの助けとなり、それを加速させる存在になっているから。だから、叩かれると思うのだが、ブラック企業で働き続ける人もまさにそれと同じなのですよ。ブラック企業は違法労働をさせているケースが多く、従業員がそれに従い働き続ける限り、ブラック企業自体は存続し続けます。そして、後から新社会人になるような人からしたら、ブラック企業の選択肢が増えてしまうということになり、悪影響が強いです。さらに言えば、ホワイト企業が潰れる原因を作っているのです。だからこそ、ブラック企業は社会から悪と認定されているのだろうが、その存続を加速させているのは、今働いている人たち。

 

上記のツイートにもあるように、日々の労働環境に強い不満を持っていながら働いている人は、ブラック企業という違法労働である可能性が高い場所で働き続け、その存続に貢献をしているわけで、なぜ彼らは社会から非難されないのか?は不思議でしょうがない。批判している人もいるんだけど、多数派ではない。少なくともブラック企業を批判している人の人数と比べたら、圧倒的に少ないと思われる。犯罪行為に加担するのは、ブラック企業で働く人間も、振り込め詐欺出し子をやっている人間も全く同じで、間違いなく後者は叩かれるのだが、前者が叩かれない理由は、結局自分を悪者扱いしないためなんだろう。ブラック企業で働いている自覚があるケースで、辞められない人間がいた場合、言ってしまえばそこを辞めたとしても生活に困る可能性が高いから。というのが主な理由なのだろうが、振り込め詐欺などの犯罪行為に加担している人間だって、その犯罪を辞めたら生活に困るかもしれないのは一緒だ。犯罪をしないと生活が困難な人は現実的にそれなりの数いると思います。でも、「生活に困るから振り込め詐欺を辞められないんです!」なんて主張しても、誰もその理由を肯定しないと思うんだけど。なぜかブラック企業で働く人間は、その同じ性質の辞められない事情を社会が肯定していますよね。本当に謎ですよ(笑)それはブラック企業と言えるか?どうかはともかくとして、長時間労働などを行っている会社で働いているという自覚のある人間が多数だからだと思うんですよね。振り込め詐欺をやる人間なんてごく一部だけど、こっちは労働者人口の多分過半数に近いか、それを超えるくらいいるだろう。

 

だから、その社会の多数派が悪者にならないように、多数派がお互いに叩くのをしないでいる状態なのだろう。これをせこいと言わずして、何と言うのか?としか思えないが。ブラック企業が悪くないって風潮があるなら良いんだけど、ブラック企業が悪ならば、その悪の存続に貢献している人間は間違いなく悪いと言って良いとおもうのだが、社会はブラック企業を叩くだけで、その助けとなっている人間を叩くと言うことは決してしない。西村氏もブラック企業で働く人に対して、「あなたのせいでブラック企業が存続していて、ブラック企業を悪いと言っている奴も実は加害者なんだと、お前のせいだという自覚を持ってほしい」と、過去に発言したことがあるのだが、そういうことを言うのはブラック企業とは無縁の生活をしている人くらいで、一般的なサラリーマンなどの口からはあまり聞かれない。インターネットとかで検索すると、ブラック企業で働く奴が悪いということを言っている人はいるのだが、社会の中で一定の層とはならないのだろう。だから、そもそもそういう意見が注目されづらい。ブラック企業で働き続ける限り、ブラック企業は存在するが、ブラック企業がいる限り、ホワイト企業は太刀打ちできないんですよね。それはコスト面などで明らかに不利だから。要は100m走でフライングするのと一緒で、ブラック企業は違法なことをして、そこで優位に立っているだけなのだが、ホワイト企業は違法なことをしないので、その点に関してはブラック企業よりも不利であり、不利を受ける企業から潰れていきやすいわけです。

 

100m走でもフライングした方が有利じゃないですか?そういうことをしている企業の方が結果勝ってしまいやすいのです。だから、ブラック企業で働き続ける人は、ホワイト企業を社会から減らしているのと同じなのです。ブラック企業で働いていて、仕事がきついと不満を漏らしている人は、その仕事がきつい状況を自ら作り出している状況とも評価できます。自分がそこで働き続ける限り、ホワイト企業は生き残れませんし、最終的にはブラック企業だけが生き残り、ブラック企業同士で競争するので、ブラック度はさらに増すことになり、仕事のきつさはさらに増すでしょう。だから、不満を漏らしながら、なぜそこで働き続けるのか?働き続ける限り、今漏らしている不満は大きくなることはあれど、小さくなることはまずないのに。西村氏はこういう現状を見て、冒頭のことを言ったのではないか?と思われます。ブラック企業で働く人がいる限り、ブラック企業はなくならないのはその通りだろうし、なのに不満を漏らし続けるのは、よく分からないって話になります。生活に困って犯罪に手を染める人は絶対に叩かれるけど、それが一般化しているような違法労働に苦しむサラリーマンだと、社会は叩かないという、ブラック企業は憎いが、自分は悪者にされたくないという自己弁護に走る人が多いという現状がある。これも日本の闇の1つだろうね。どっちも被害者は出るのに。あと、最後に付け加えておきたいが、ブラック企業の商品やサービスを利用する人も同じでしょう。ブラック企業の延命に貢献しています。生活に困るからブラック企業を辞めなられないと言い張るのであれば、日本からブラック企業がなくなることはないと、白旗を挙げたに等しいと思いますよ。

 

 

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