今年もゴールデンウィークがやってきたが、今年は10連休だという。そういった状況を多くの人はあまり歓迎していないらしい。Youtuberにもなったイケダハヤト氏は以下の動画で、ゴールデンウィークを批判しているし、他にも批判している人は多くいるみたい。理由はいくつかあるのだが、割と多いのはサービス業の人が休めないから。というものらしい。ブラック労働が促進されてしまうというのが、ゴールデンウィークはいらないと考えている人たちの理由みたいです。ゴールデンウィークは人に迷惑をかけたうえで成り立っているということですな。さて、私も実はゴールデンウィークはいらないと思っている。でも、ちょっと理由が違うんだよな。私自身はゴールデンウィークによって迷惑を被っているとはあまり言えないと思う。普段通りの生活だから。
私が子供の頃を思い出すと、ゴールデンウィークって、過ごしているときはまだいいかもしれないけど、終わっちゃうと最悪な気分だったんですよ。ゴールデンウィーク明けに学校に行くときの気分と言ったら最悪でした。夏休み明けとかも同じですね。夏休み中は天国かもしれないけど、それが終わってしまうことに憂鬱感を感じるのです。これが普通の土日だったらまだマシなんだけど、ゴールデンウィークや夏休みは本当に憂鬱でした。例外だったのは大学のときだね。大学生のときにはゴールデンウィーク中はもちろん休みだったが、夏休みと春休みが超長いのよ。うちの大学は夏休みが2か月弱、春休みが2か月強あったんだけど、休み明けに大学に通うことは全く苦じゃなかった。それは大学生活が楽だからです。
高校までみたいに早起きする必要もなく、朝から夕方まで拘束されるということもない。1日あたり、2コマか3コマが多かったけど、授業をサボることもありましたし。そういうわけで大学生活って高校の30倍くらい楽だったなという体感があります。だから、大学は例外なんだけど、高校までと社会人になってからは絶対に憂鬱な人が多いと思います。つまり、大型連休を作ってしまうと、連休明けのときが非常に憂鬱なのです。私はそれを体験しているし、他の人も体験していると思うのだけど、ゴールデンウィークが楽しかったと感じた瞬間があまり少ないというか、今になって思い出すとゴールデンウィーク明けの憂鬱な気分の方がよく思い出されます。ゴールデンウィークがいらないとか、廃止にしてほしいと思っている人は、多くの場合は違う理由みたいだけど、ゴールデンウィークを迷惑に感じている人は意外と多くいるのかな?と。何割ってのは分からないので、多いという言葉に何の意味があるのか?という感じではあるが、割といるという言い方にしておこうか。
ゴールデンウィークが迷惑と感じている人が多くいたとしても、ゴールデンウィークというのは会社にとっては得なんですよね。サービス業は書き入れ時だから、休日にはなりづらいですし、すでに祝日が複数ある以上、ゴールデンウィークがなくなることもないでしょう。したがって、ゴールデンウィークは廃止になることもなければ、いらないという主張が通ることもないのだと思います。個人的には嬉しいとも思わないので、ゴールデンウィークが消えても問題ないのだが、これだけ長く続いているものはなくならんでしょうね。最近はシルバーウィークとかもできてきたし、余計に休みが増えている印象です。数日程度の連休だったらいいんだろうけど、長期になるとサービス業の人たちが疲弊するのでしょう。そして、ゴールデンウィークが終わると何だかやる気が出ないまま学校や会社に行かないといけないという状況も存在するということなのです。
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