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極論を否定した時点で、その人の主張は破綻を迎えているという事実

極論ってなぜか嫌われますよね。極論が嫌われる理由が私は十分に理解できますよ(笑)だって、極論って反論することが難しいわけです。そりゃ嫌われますよね(笑)というのも、極論を言っている側からすれば、反論に困ることが想像しやすいから極論を使うわけです。だから、ある意味嫌われて当然というか、そういう反応をするだろうなというのは簡単に予想できます。私も意図して極論を言うことがあるし、その状況で「それは極論だろ」って返されたことが何度かあるのですが、その場合には「極論の何が悪いの?」とテンプレ返答をすることにしています。99.9%これで論破できます。私の経験上、極論の何が悪いのか?を問うて、返信をしてくる人がほぼいない。呆れたことにして、返信ができない状況でも返信をしてこない人もいるんだろうけど(笑)返信をしてきた人は私の経験上2人くらいいたが、極論は現実離れしているとか、そういう理由だったと思います。現実離れしていることは重々承知してます。そのつもりで言ってるんですから。

 

極論をなぜ使うのか?その理由の1つは、今言ったように相手を論破しやすいから。もう1つは、相手の主張を否定しやすいからです。論破しやすいからという状況と似ているとは思うものの、相手の主張のおかしさを主張するときに、極端な例を持ってくるのは便利なのです。「あなたの使っている理屈を極端な例に当てはめると、こういうことになります。これは正しいと思うのでしょうか?」という言い方をすると、相手は正しいと肯定することがしづらくなる。だから、現実離れした例を持ってこないと意味がないわけ。じゃないと否定できないんだもん。そして、その現実離れした例に関して、あなたの言っていることはあてはまっているんですよ?という主張ができます。つまり、現実離れした状況が悪いとなったら、その現実離れした状況に適合する理屈を使っている人も悪いってことです。現実離れした例は、現実に存在する可能性があることですからね。

 

説明しているだけでは分かりづらいと思うから、具体例を持ってこようと思う。西村博之氏が時効が撤廃されることが決まったときに、時効撤廃に賛成した人たちを揶揄していたシーンがあったのです。彼の理屈では、時効が撤廃されると、特定の事件について永遠に捜査できてしまう。すると、解決の見込みがない事件に人員が割かれて、それは無駄であると。そして、「時効がない以上、例えば2000年前の事件などを捜査するってこともありえちゃう」と言っていたわけです。この2000年以上前の事件を捜査するってのは、要するに無駄なことでしかないという意味で、極論として例を出したと思われます。実際、時効がない状況で、警察が税金を使いながら2000年前の事件を調べることに賛成する人は、時効撤廃の賛成者の中にもほとんどいないと思われる。つまり、この2000年前の事件を捜査するという例は、時効撤廃に賛成していた人間の主張がおかしいという証明をするための極論なわけです。彼は時効の延長ならば賛成って言ってるんですよ。事件の犯人が生きていると思われる範囲で延長するならば賛成としており、撤廃は完全に反対という姿勢みたいです。

 

時間やお金が無駄にならない範囲で時効を伸ばすならば、基本的にこういう問題は起きないわけです。時効を撤廃した場合には、例えば20年前の事件について調べ続けることもあれば、2000年前のことについて調べ続ける可能性もある。前者はそんなに問題ないかもしれないが、後者は大問題であるならば、時効の撤廃は問題点をはらんでいるわけだよねと言えるわけです。そして、前者が問題なくて、後者が大問題であるならば、理想の結論は時効の撤廃じゃなくて、時効の延長じゃないの?という、西村氏の主張が妥当性を帯びてくるわけですな。20年前の事件を調べるなんて、現実的な話ばかりしていると、時効の撤廃の問題点が見えてこないわけです。極論を出すと、その問題点が明確になります。2000年前の事件を調べる人がいるか?というと、なかなかいないと思うが、そういう人が出てくる余地があるのとないのでは、ない方がいいのであれば、じゃあやっぱり時効の撤廃には問題点があるよなとなります。

 

つまり、時効の撤廃に賛成している人は、2000年前の事件についてまだ捜査している人が出てくる可能性、そして実際に出てきたときにはその人自身、または警察そのものを容認しないと矛盾が生じるわけですよね。現実にそういう人が出てくるか?ではなく、出てきた場合にあなたはそれを正しいと思えるの?に関して、問うことができるのです。別の言い方をすれば、税金や時間などを無駄にするリスクが存在することをあなたは正しいと思うの?(それらを無駄にしない制度で時効の延長があるのに)となります。2000年前の事件について調べ続けるなんて現実離れしているが、その現実離れしている行動を容認する姿勢じゃないとおかしいというのが、極論によって証明できる。現実離れを否定的に捉えていた人が、極論を非難して、実際に現実離れを否定した瞬間、自らの主張のおかしさがバレるという状況になります。否定した瞬間に主張の矛盾が生じるのです。今回のケースで言えば、極論を持ってこないと時効の撤廃によって時間やお金が無駄になる可能性を指摘しづらいわけです。で、極論を否定する人は、そんな非現実的な例を持ってくるな(そんな非現実的ないシーンは無視すべき)と言っているわけだから、時間やお金を無駄にする状況をどうでもいいと思っている状況にしか見えない。だから、改めて、「あなたは捜査にかかる時間やお金が無駄になる余地が生まれることを肯定するんですね?」と問うて、首を縦に振らなければ、極論を否定していたこの人の主張は破綻します。だって、上記の部分を実際に問題点であると認めたならば、この問題点は極論によって初めて噴出したわけで、極論に存在意義があると認めたことになりますからね(笑)

 

極論というのは、論点を明確にするときに便利な手段であり、数学とかで、特定の問題を解くときに、極端な数字を入れて計算が成り立つか?どうかを確認することがありますが、あれと一緒だと思います。特定のケースのみで正しいと思えるものでも、別の極端なケースでも正しいと思えなければ、その理屈は理屈として正しさを担保できないでしょう。つまり、この場合には特定の理屈が正しいと思えなければ、そのときには別の理屈を持ってくることになります。分かりやすく言えば、誹謗中傷をする奴はクズだ!とか言っておきながら、犯罪者などに対して罵詈雑言を浴びせる人とかね。こういう人は日本に山ほどいると思いますけどね(笑)みんなやってるから問題ないって思うんでしょうね(笑)本当に日本人って知能を使えないなと思うけれども。誹謗中傷が悪ならば、問答無用で誰に対してやっても悪だと思うのですが、こういう人は自分が悪人ならならいために、その都度例外を作ったり、正しさの理屈を変えるんですよ(笑)ガキのすることにしか見えないけど、これが日本人なんだなと思いながら、私は今日も生きています。

 

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