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採用時に学歴を偽ったことが後に発覚してクビって意味わからんよね(笑)

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ネットサーフィンをしていたら、たまたま高卒募集の公務員の採用試験に実は大卒者が応募し、採用されていた事実が発覚し、その公務員が懲戒免職を受けていたというニュースを発見した。このニュースは3年くらい前のものなのだが、ホリエモンが「あほくさ」とツイートしたことでも、当時話題になったらしい。今回のケースは大卒なのに高卒であると偽った、つまり学歴を低く申告したという状況で、ちょっと珍しい。しかし、公務員試験ではこういう状況は実は割とある。公務員試験の場合、高卒枠の方がいろいろと有利なことがあるんですよね。1番大きいのは筆記試験の難易度かな?一般的な市役所や県庁の職員の場合、大卒の場合にはいわゆる教養科目に加えて、専門科目の試験も出題される。これは法律、経済、政治、行政などの大学生が大学で学ぶような内容の科目だ。しかし、高卒の場合には、専門科目はない。教養科目という、大学受験であるような科目のみが出題される。したがって、出題範囲が約半分になる。そして、専門科目の方が勉強が大変なんですよ。そんな理由で高卒枠で採用されたいと考える動機は十分にあるだろうと。

 

ただ、今回はそこが問題ではない。ホリエモンが言った「あほくさ」に近い感覚かもしれないが、私はそもそもこの公務員を懲戒免職しないといけない理由って何?と思う。嘘をついたということが理由なんだろうが、その嘘が何か問題を引き起こしたの???と思う。このニュースを見たとき、私はファイナルファンタジー10のあるシーンを思い出してしまった。FF10にはリュックというアルベド族の人種のキャラが出てくる。そして、このアルベド族が大嫌いなワッカというキャラも出てくるのだが、この2人はともに主人公のティーダらと一緒に旅をしている仲間であった。しかし、リュックがアルベド族である事実はワッカにはあえて教えていなかったんだけど、それがある日バレてしまう。当然ながらワッカは激怒するが、この後あるキャラ(ティーダだったかな?)が、ワッカに対して、「リュックとお前は今まで仲良くしてきたじゃないか!アルベド族であることの何が問題なんだ!?」と詰め寄る。アルベド族とだって仲良くできるということを、ワッカは自身で証明してしまっており、仲良くしてきた実績がある以上、アルベド族を嫌悪する客観的理由を提示できなくなってしまったのだ。今更彼がリュックがアルベド族であるレッテルに対して怒る理由はないということなのだろう。つまり、ワッカは問題ない要素を勝手に問題だと思っていたと言える。

 

さて、今回のケースはどうだろうか?この学歴を偽った公務員は実は懲戒免職を受けた時点で、すでに40年近く勤務している。その間の勤務の状況がどうだったのか?は不明ではあるけれども、何か致命的な問題が起きたとは到底思えないし、そんな事実も書かれていなかった。となれば、そもそも高卒資格で募集した採用試験に大卒者が応募してくることの何が問題なんだ?ということになる。逆に嘘をつかないで採用された(とされている)人の中には致命的な問題を起こした人が少なからずいるはずだ。嘘をつくことが問題というのは、嘘をつくことによって何か問題が起きるという前提が必要だろうが、今回の場合は何が問題だったのか?そこが謎です。また、他のケースでもどんな問題が考えられるというのか?ここを明かすべきでしょう。嘘をつかない人間なんかいないでしょうからね。嘘をつくのがダメなら、採用できる人間は1人もいないと思うんですよ。他の嘘がよくて、この嘘がダメな理由って何?って思うんですが?(笑)合理的に説明してくれるんですかね?(笑)志望動機で嘘つく人は問題を起こさず、学歴で嘘つく人は問題を起こすという、因果関係でもあるんでしょうか?仮に学歴作業が発覚した人間は懲戒解雇というルールがあったとしても、そのルールの合理性が意味不明となる。採用試験なんて、民間企業も含めてどこもウソつき大会でしょうよ(笑)

 

何年か前に、無免許運転で人を殺した裁判で、その判決内容に世間から疑問が投げかけられたことがあった。それは危険運転致死傷罪がなぜ適用されないのか?という部分で、この裁判では結果的にさらに軽い罪名(具体的な罪名は覚えていない)で裁かれることになった。しかし、危険運転致死傷罪には「未熟運転」という項目がある。これに無免許運転は当てはまっているだろ!と声をあげた人もいたらしい。しかし、この裁判官は、無免許運転をした当該被告人は、日頃から無免許ながらドライブを趣味にしており、運転技術に関しては熟練があったと述べたらしい。言われてみればそうだねえ。と、当時の私も納得した覚えがあるけど、免許を持っているか?どうかは必ずしも熟練度にはつながらない。免許を持っていても運転する機会が日頃ほとんどない人もいるだろう。そんな感じで、世間が求める危険運転致死傷罪の適用はなかったというわけだ。この判決には、「世間の常識とかけ離れている」という抗議もあったようだが、そもそも世間の常識が正しい前提もないでしょうに(笑)なんで世間の人たちはさ、自分が正しいスタンスなの?と思うと同時に、世間の常識とかけ離れていて何が問題なの?と思いました。法律は大衆のご機嫌取りのためにあるんじゃないんですよ。

 

ちょっと話はそれだけれども、要するに当初は問題がある状況だったとしても、その問題がない程度に変化が起きたならば、その手続きに瑕疵があったという事実はさほど関係ないという点を裁判所が示したことになる。無免許で運転をしていたという事実は、今回のケースで言えば嘘をついた部分に当たるだろうが、無免許だろうと、運転技術の熟練に関しては問題ないと言えてしまう。実際、この被告人は日々の中で運転技術を磨く機会があったわけだから。そして、今回のケースでは、高卒の仕事を大卒がやって何か問題が起きるのか?という話になるがね。運転技術の熟練度の差は事故の確率に影響するだろうけど、公務員の仕事と学歴において、そういう問題はあるの?と思う。高卒のみを募集する事情は恐らくあるんだろうが、その事情を無視して、嘘をついた人間は、結果的に40年近く、致命的な問題なく勤務してきた(と思われる)状況なわけだ。今更クビにしないといけない理由ってなんだ?と。問題なく勤務をしてきた事実があるならば、嘘をついた人間を懲戒免職しないといけないルール自体が非合理的だと証明される。そして、採用時に学歴を偽った人間とそうじゃない人間の間で、公務員としての能力に明らかな差があったと言えるデータでもあるのか?と、クビを決めた人に問うてみたいです。

 

 

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