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ドラクエ8をプレイしたら、他人の人間性を叩けるレベルじゃない人間性の人が世の中に多くいる事実に気付いてしまった

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以前に「ドラゴンクエスト8空と大地と呪われし姫君」をプレイしているときに思ったのだが、腑に落ちないシーンが1つある。物語の中盤から終盤にかけてのシーンで、リブルアーチという街が出てくるのだが、そこのチェルスという青年がいる。このチェルスはハワードという王の屋敷で使用人をしているのだが、このハワードはチェルスに対してアタリが強い。ときには世間で言うところのいじめのレッテルを貼られそうなこともしており、プレイヤーからすれば、ハワードという人物はむかつくキャラに映るだろう。以下はネタバレになってしまうので、注意してほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このチェルスは、ある偉大な7人の賢者の末裔であり、本人はそれを認識しておらず、ハワードもそれは知らなかった。そして、このゲームに登場するラプソーンという強大な敵はこの時点ではある杖に封印されていたのだが、その杖に封印をしたのがかつての賢者7人であり、この賢者の末裔を全員殺すことで復活できるとされている。それゆえ賢者の末裔である自覚がないチェルスも自然と命を狙われることになる。そして、実際にこのチェルスは死んでしまう。そのタイミングにおいて、チェルスが偉大な賢者の末裔であることをハワードも初めて認識し、彼を守ることができなかったことを悔やんでいるようだった。プレイヤーの目からすれば、チェルスが可哀想・・・ハワード?なんやこいつ!と映るのではないだろうか?このシーンだけですべてを判断するような人にとってはね(笑)

 

実際、こういう反応をする人が多いと思うし、ネットで調べてみても同じような状況だった。「【チェルス】 - ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki*」のページには以下のように書かれています。

 

>【三角谷】の出身で、経験を積むために旅に出て【リブルアーチ】辺りで行き倒れる。 空からしか行けない三角谷をどうやって脱出したのかは謎だが、そこでハワードに助けられ、彼の屋敷で働くようになる。 この出会いは実は偶然ではなく、遠い先祖の代にかけられた宿命によるものだったのだが、ハワードはそんなことは知らずにチェルスをいびり倒す。 それどころかこの男、「あいつ(チェルス)の顔を見ていると腹が立つ、きっと一生いじめ倒したいのだろう」とかぬかしており、愛犬【レオパルド】にすら様付けを強要し、エサに毒を盛った疑いをかけるというムチャクチャな難癖をつけたり、毒見として四つん這いでそれを食わせたり……とまあ見事なパワハラだらけ。 チャゴスも相当にウザいが、胸糞悪さでは遥かに上回るレベルであろう。   しかしこれほど屈辱的な仕打ちを受けてもチェルスは全く怒っておらず「ハワード様のこと大好きだから…」とか言う始末。 ここだけ見ると特殊な趣味の持ち主にしか見えないが、それほど高い忠誠心が後にハワードの改心にも繋がった。

 

ここに書かれているチャゴスに関しては別の記事でも書くかもしれない。私は特にハワードに対して胸糞悪さは感じなかった。というか、ハワードにとっては災難でしかないでしょう。結果的には運命によって、ハワードとチェルスは絶対に出会う状況となっていたようなのだが、先述したように、本人に何の帰責性もないとはいえ、チェルスは基本的に命を狙われている。つまり、彼がいる限り、その周りの人間も危ういわけです。実際、このリブルアーチという街を主人公たちが初めて訪れたときに、本来はパーティーの1人であったゼシカというキャラが、杖に封印されているラプソーンによって精神を操られてしまい、このハワードの前に立ちふさがっていた。当然、このときのラプソーンの目的はチェルスだったがゆえに、チェルスがいるこの街が狙われてしまったわけだ。このときは偶然主人公たちが助けに入ったから事なきを得たものの、ハワードはもしかしたら死んでいたかもしれない。また、ハワードは無事だったが、この騒動でハワードの屋敷で働いている兵士が実際に襲われている。この場面だけで言えば、ハワードらは確実に被害者ですよ。チェルスを雇ったのだから自業自得と言える面はあるものの、運命によって決まっていたのならば、それ以外の選択はなかったのだろうから、チェルスと出会う運命によって、最悪死ぬかもしれなかった状況に必然的に巻き込まれたこととなる。

 

チェルス本人に帰責性はないとはいえ、チェルスが原因となってハワードらが災難にあったのは間違いない。周りの人間からすれば、本人の帰責性の有無なんか関係ないからね。東京喰種で言えば、喰種は人間を殺さないと生きられない存在であり、そこは不可抗力であるものの、だからといって人間たちは殺されるのを容認できるわけがない。結果として、東京喰種の世界では、人間たちが喰種らを社会から排除しようとする。リブるアーチの住民らが、事前にチェルスとラプソーンに関しての真実を知っていたら、チェルスを追い出したかったのではないか?と思われる。狙われる原因を作ったのが本人ではないとしても、チェルスがいるからこの街が襲われている事実をみんなが知っていたら、街の人にとっては単なる邪魔者でしかないのです。そういう意味では、そんなチェルスの命を助けて、仕事まで与えているハワードに関しても、住民にとっては害悪(再度言うが、これは運命なので避けられない)だろうが。ハワードもチェルスも、お前らこっちくんな!状態だったろう。実際、皮肉なことにチェルスが死んだため、それ以降このリブルアーチは標的にされずに済んだという部分もある。チェルスという存在が消えたからこそ、この街には平和が戻った。これは紛れもない事実です。

 

ただ、引用文にも書いてある通り、ハワードは改心したと書かれているが、チェルスが賢者の末裔であることを知って以降、本人はむちゃくちゃ罪悪感を覚えているような描写があるのです。私は「ん・・・?」って感じて見ていました。どうやら賢者の末裔であるチェルスを守ることができなかったことに対して罪悪感を覚えていたみたいなのだが、何で罪悪感なんか覚える必要があるの?と思った。だって、そもそもどうすれば守れたと言うのか?ハワードとチェルスは王と使用人の関係で、使用人の側が王を守るのは分かるが、その逆は成立しないだろう。この日常がこれまでずっと続いてきた中で、ハワードはチェルスを守ろうという気になるなんて99.999%ありえない。チェルスが賢者の末裔であることをハワードが知ったのも、チェルスが死ぬ直前だし。私はハワードが罪悪感を覚える描写について、全く意味不明な感じで眺めていたのを覚えています。大人の事情ゆえのストーリーかもしれませんがね。

 

そもそもハワードはチェルスにとって命の恩人なので、だからこそどれだけ酷い仕打ちを受けてもハワードのことを悪く言わなかったのだろう。実際、ハワードが悪く言われる理由が意味不明です。命を助けて、仕事まで与えた部分を考慮すれば、いびり倒す行為によって、ハワードの人間としての評価が±0を下回るとは到底思えない。命を救っているわけだからね。いじめの印象が強く残っている人からすれば、命の恩人なんて部分は頭から消えているんでしょうけど。それにどうしても嫌ならばさっさと出て行けばいいのだが、出て行ったところで生活する当てはないんだろう。現実世界において、見ず知らずの人間を助けて、自分の家に置いてやり、さらに仕事まで与えるなんて、ほぼ誰もやらないでしょう。しかも、ここで言ういじめは肉体的苦痛ではなく、ほぼ精神的苦痛によるもの。つまり、現実の人間がハワードに対して投げかけている罵詈雑言と大差ないが?(笑)結局のところ、ハワードを悪く言っている、誹謗中傷している連中は、ハワードがやった見ず知らずの人の命を助けて、自分の家に置いてやり、仕事まで与えるという行為をしないのに、精神的に苦痛を与える行為はするわけだから、この部分だけで言えば人間性はハワード未満ってことですよね?(笑)

 

たいていの人は道行く先に存在するホームレスなんか無視でしょ?食べ物やお金をちょっとめぐんでやる程度のことすらしないでしょ?アンケートで7割近くの日本人は弱者を助ける必要がないと回答したというデータも見たことありますし。この時点でハワードとハワードを侮辱する連中の人間性には天と地ほどの差があります。いやいや、見ず知らずの人間を助けるか?罵詈雑言を投げかけるか?どうかだけで人間性を判断するな!と言うかもしれないが、じゃあハワードを叩いてる連中はハワードの何を知ってるんですかね?(笑)チェルスをいじめているシーン以外でハワードの人間性を評価しているようには全く見えませんが?(笑)一部のシーンだけで人間性を評価しているのはどっちでしょうか?そんな感じで、この状況でハワードを責められる人の気持ちが理解できません。よくその程度の人間性でハワードのことをここまで誹謗中傷できるよなーと、呆れるばかりです。でも、これが日本人の常識的な感覚なんでしょうね。ドラクエ8を全国民にプレイさせたうえで、ハワードに対する印象を全国民に対してアンケートとったら、絶対にネガティブなものが大勢を占めると思います。

 

しかし、本当のことを言えば、そもそもの問題の出発点はラプソーンなわけだが、ハワードを叩く人はラプソーンの存在が頭にないんですよ(笑)目の前で繰り広げられた、ハワードによるチェルスに対する自分が胸糞悪いと感じるシーンだけですべてを判断しているんでしょうな(笑)そこの印象が強かったから、それ以外の情報を踏まえて、客観的に、全体を踏まえて判断するって能力がないんでしょう(笑)実際、ハワードが命を助けたシーンとか、雇ってあげたシーンとか、一切映ってないし。説明はちゃんとありますけど。また、ラプソーンはこの時点では実体がない。存在自体が知らされているだけ。つまり、ラプソーンに対しての印象も大してないわけだ。プレイヤーの頭にはそういった部分が浮かばないんですよ。でも、ハワードがチェルスをいじめるシーンはちゃんと大々的に存在しており、プレイヤーの印象にトラウマ級に残ります。ハワードを叩く人たちって、そういう脳内構造になってるんじゃいんですか?それに正直言って、チェルスの使用人としての資質は微妙と判断せざるを得ないシーンもあったし、個人的には「あ、クビにしないんだ?」という感想を持ったくらいだから。そんな感じで世間では評判が悪いハワードに対して、個人的には特に悪い印象は持っていない。胸糞悪いなんて感情は一切ない。ハワードに対しても、チェルスに対しても。だって、これはゲームでしょ?(笑)虚構の話でしょ?(笑)存在しない人間に対して怒ったり、むかついたりする意味が分からんのよ(笑)

 

 

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