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「コミュ力」を重視する企業は総じてコミュニケーション能力がない

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就職活動で、どの企業も「コミュニケーション能力」を求めると言っている。しかし、そんな企業にコミュニケーション能力はあるのか?実際、これは企業とか、人事に限らないが、コミュニケーション能力なんて言っている人間は総じてコミュニケーション能力がないか、乏しいと言って良いのではないか?と思います。だって、その人の言うコミュニケーション能力なるものの真意が相手に確実に伝わらないからだ。「コミュニケーション能力が必要なんだぞ?」と、ある人間が言ってきたとする。そこで、あなたは何が必要なのか?理解できただろうか?コミュニケーション能力なるものが必要とは分かったが、コミュニケーション能力とは、一体どういう能力なんだろう?と。それが伝わらないのです。

 

コミュニケーションの能力があるというのは、相手の言っていることが理解でき、こちらの言いたいことをきちんを伝えられる能力のことではないでしょうか?それが転じて、現代では空気を読む力や場を盛り上げる能力、「饒舌」な人を指す場合もある。だから、コミュニケーション能力と言ったときのコミュニケーションとはどちらを指すのか?がまず分からない。そして、前者のコミュニケーション能力の意味であれば、基本的にはみんな能力は備わっているのではないか?完璧ではないにしろ、一般的な人であれば、備わっているといっても良いのではないか?と思います。だから、あえて求める能力ではない気がする。勘違いはたまにあるだろうけど、それは全員に共通して起こることだし。後者の場合であれば、絶対に「コミュニケーション能力」なんて言葉を使うべきじゃないのです。饒舌な喋りができる人とか、明るい人とか、もっと細かく言うと、宴会部長タイプの人とか、そういた指定をした方がまだ分かりやすい。

 

最近の話題で言うと、「スマホやめますか?大学やめますか?」を入学式で挨拶した、信州大学の学長の例がピッタリだと思う。この学長の挨拶はスマホを否定し、読書や対人のコミュニケーションを重視しろという文章にとれるが、中には学長の真意はそうじゃなく、スマホとそれ以外のツールを使い分けるべきと言っているのではないか?と推理している人もいます。その真意が学長の中に仮にあったとしたら、それを何故ストレートに伝えようとしないのか?も分からない。それが本当に学長の真意ならば、実際に勘違いをしている人が多くいるわけですよ。私も挨拶全文を読んだけど、ストレートに理解したら、スマホを否定しているように読めてしまう。学長の伝えたいことが、本当にそれならば、何故それをそのまま伝えなかったのか?結局、学長の言い回しにも問題はあると思うが、多くの人に学長の真意が伝わっていないとしたら、学長にはコミュニケーション能力がないということなる。

 

また、よくある「私服で着てください」という就職活動特有の言い回しも問題だと思います。これも学生は悩むわけですよ。それは私服の範囲が広すぎるからです。私服だったら何でも良いわけじゃないだろうし、企業の人事にとっても、評価する私服とそうじゃない私服があるはずで、ある私服を着ていった人が評価を下げられたとしたら、お望みどおりに私服を着て行ったのに、何で評価を下げられないといけないんだ?と憤る人もいそうです。実際、「私服」と曖昧に指定する意味が分からないのです。私服の中でも、企業にとっての正解があるのならば、それを最初から指定しない意味が分からない。そんなことをしている企業は、当然大切な連絡事項も細かく伝えずに、曖昧に伝えて、勘違いを起こした自分が怒られる。といった理不尽なことが起きそうな気がする。曖昧な指示しか出さなかった方も原因はあるだろうが、そっちはお咎めなし。理解できなかった方が悪いと断罪されて、嫌な思いをするのではないでしょうか?

 

学生に曖昧に伝えて、どんな服装でくるのか?見たいという思惑もあるのかもしれないが、ただ見るだけじゃないでしょう?当然評価に加味されるでしょう?ということは、その服装の中に企業にとって望ましい私服があるはずですよね。その中で望ましいと考えている私服を着てきてほしいと考えているわけですよね。だったら、最初からそれを指定していれば、全員がそれを着てきますよ。それはスーツを指示していれば(服装について、何の指示も出さなければ)スーツを着てくるのと同じです。企業の人事には、学生の個性とか、人柄を見たいと言って私服を着てこさせるところもあるようだけど、その見たい個性や人柄は実際に仕事中には出してはいけないものでしょう?個性や人柄を表すために、レオパード柄の服装で着ましたと。これが私の個性や人柄です。といっても、そんな個性や人柄を発揮する機会は仕事をしているときにはない。ましてや、私服の中にも正解があるという情報が出回っている時点で、当然私服の中に個性を出してくる人はまずいない。不利にならないようにみんな同じような格好してきますよ。スーツを着てくるときとほぼ一緒の状況の出来上がりです。仕事中に服装で個性を発揮する機会もないのに、面接で服装に関する個性を見てどうするんだ?と思います。

 

私服が評価対象になる時点で、それは仕事中であることと同義です。個性や人柄を出すとマズイという状況も同じです。だから、入社後にあまり関係のない、意味のないと思われる点を評価対象に含めてどういう意味があるのでしょうか?また、個性や人柄を出させるならば「私服」なんて指定はしないで、例えば「1箇所でも多く他の人と違う格好をしてきてください」とした方が、あなた方のいう個性や人柄が見られやすいでしょうし、指示としてはより具体的で伝わるでしょうね。今のただの「私服でお越しください」という情報だけでは、当然奇抜な私服も私服だし、ほとんどフォーマルに近い私服も私服だし、企業側が文句を言ったり、評価に優劣をつける正当性はあまり感じられない。就職活動において、企業がコミュニケーション能力を求めているようですが、それが確実に就活生に伝わっているケースって、ほとんどないのではないか?と思います。

 

 

 

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