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面白い!かわいいキャラ多い!クイズ好きにおすすめなナナマルサンバツ!

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少し前にブログでも紹介した「ナナマルサンバツ」というマンガなんだが、良い機会だから、もっと魅力を紹介したいと思います。このナナマルサンバツという漫画、いわゆる「競技クイズ」を題材にしたマンガで、高校生クイズに出場するような人たちにスポットが当たっています。実際、登場するキャラクターは高校生ばかりで、クイズ研究会を作って、そこに所属する子たちの奮闘ぶりが描かれています。主人公の越山識は、いわゆる非リアっぽい感じで、ぼっちになってもおかしくなさそうなタイプの高校1年生なのだが、ひょんなことからクイズ研究会に入ることになってしまった。そこで、クイズ自体にそこまで興味はなかったが、クイズ研究会に誘ってくれた同級生の女子の深見真里の熱中ぶりに自身のクイズに目覚めていく。彼の得意分野は文学や歴史で、本ばっかり読んでいたから、そちらの問題には詳しい。知識量だけはあるが、クイズとしてのスキルについては未熟で、そこをこれから磨いていくといった形になっています。

 

他にも何人かメンバーがいるのだが、越山識の所属する文蔵高校は例会といって、よく他の高校と一緒にクイズの練習のような大会を開いています。そこで他校の生徒らもちょいちょい顔を出してきて、その中には今後物語りを左右しそうなキャラクターが何人かいる。で、個人的に気に入ったのが苑原明良という生徒です。一見、クイズに全く興味なんかなさそうなんだが、やらせてみると意外と曲者なんです。というか、この苑原明良はもはや知識ではなくテクニックの部分でクイズを正解しているようなものかもしれない。普段は女装が趣味らしいが、クイズをやらせてみると、大会を良い意味でも悪い意味でも石鹸していくのです。特に印象的なのが、6巻に描かれているシーンで、いくつかの高校が集まって例会を開いていたときに出されたある問題が出ました。「1932年5月15日は何曜日?」という問題です。基本的にこの例会で出される問題は難易度的には高い。少なくとも一般人からすれば分かる問題は少ない。

 

そして、この問題に関しても一般人はなかなか分からないはず。一応7分の1の確率で当たるのだが、確実に正解を導き出せる者はまずいないでしょう。ちょっと知識がある人ならば、この1932年5月15日は、あの5・15事件が起きた日だと分かる。しかし、それが分かったから何なんだ?答えは出ないんです。理系の生徒は公式を持って来て、それで計算をする者も現れるが、主人公の越山識は全く検討もつかない。しかし、昔ある本を読んだときにこの5・15事件に関する記述を見たことがあって、そのときに、実は5・15事件の際に暗殺された犬養毅の夫人がその場にいなかったから難を逃れていたという。何でその場にいなかったのか?記憶をなんとか辿ってみると、その非は宮中結婚式に出席していたという記述があったのを思い出す。そして、結婚式があったということは、その日は平日ではないのではないか?当時土曜日はまだ休日ではなかった時代だから、越山識は日曜日と解答する!そして、先ほどの理系のある生徒も計算により日曜日と解答!続々と解答が出揃う中、さて苑原明良は何と解答したか?

 

苑原明良も「日曜日」と解答します。そして、正解は見事日曜日でした。しかし、ネタバレを自身でしていたのだが、この苑原明良は自信を持って解答をしたわけではない。むしろ答えなんか知らない。何故正解できたのか?それは正直言って運もあったかもしれないが、彼だけはこの問題を7分の2の確率で正解できるようにしていたのです。通常ならば、あてずっぽうで解答しても7分の1の確率で当たるが、苑原だけは7分の2の確率で当たると確信していた。それは彼が解答欄に書いた文字に秘密があった。彼は「月曜日」と「日曜日」のどちらが正解でも良いように書いたのです。どういうことかお分かりだろうか?『「月」と「日」の字って似てるよね~♪』というセリフが後に続く。この苑原明良という生徒は、周りの同級生や他校の生徒も一目置くほど賢い生徒なのです。別の良い方をすると狡猾なわけです。「月」とも「日」ともとれるような、どっちつかずの字を書いておいて、解答者の中で特に正解率が高そうな解答の方に合わせるという作戦に出たわけですね。ネタバレを自身でしていて、当然クイズの趣旨とは外れるようなプレイスタイルは、同級生から非難の対象になったが、個人的にはこういう人間は大好きだ。

 

ルールの範囲内で、いかに当事者が想定をしていないような手段で、成功にたどり着くか?いかに他者を出し抜けるか?彼はそれをやってのけた瞬間であり、見ていて気持ちもよかった。むしろ彼を非難しているのは作中では一部の人間であり、どんな状況であろうと、最後に勝つのが新の強いプレイヤーだ!と言ってのける生徒もいる。そして、「あいつは賢い」と賞賛するような生徒もいる。ある種、クイズの趣旨からは外れていても、人が思いつかないような方法でなんとしてでも正解にたどり着こうとする、この狡猾さが見ていて爽快な気分なんですよね。主催者や他の解答者を騙す形ではあるが、もちろんこういったスタイルもルール違反ではない。指摘されない限りは。つまり、野球で例えるならば、デットボールになろうとわざとちょっと身体を出す選手がいる。しかし、たいていの場合はそれは審判によってお咎めなしです。いくら「おい!当たりに言ってるジャンよ!」と抗議しても、ある一定の範囲に留まるならば、身体をわざとぶつけに行っても構わない。というのが今の共通認識のルールだということ。つまり、ちょっとだけ身体を出してボールにぶつかる行為は、本来の野球の趣旨とはずえているかもしれないが、ルールの範囲内であることは間違いないのです。つまり、外野がどれだけ苑原のやり方を気に入らなくても、それを咎められる根拠は存在しないということ。

 

そういった部分も含めて置くが深いな・・・。と思わずにはいられない。クイズに勝つための様々なテクニックが紹介されている。ここではとても載せ切れないが、例えば出題者の口の形で、次に発する言葉を予測して、問題文の続きを推測し、正解をするとかね。リアルで実践できるのか?分からないが、非常に奥が深いクイズテクニックだなと思いましたよ。私もクイズが好きで、中学生の頃に高校生クイズとかを見ていた。今もバラエティのクイズ番組などをよく観ているが、申し訳ないが、Qさまくらいのレベルであれば、私も相当活躍できると、毎回見ていて思う。あそこに出ているのはクイズのプロではなく、高学歴なタレントばかりですからしょうがないでしょうけど。私はクイズ研究会とかに所属したことはないが、アーケードのクイズゲームは大学生の頃によくやっていました。だから、結構クイズ慣れはしていると思う。Qさまとか、アタック25とか出たら優勝できる自信あるけどね。クイズ好きな人がこのナナマルサンバツを読めば、余計にクイズをやりたくなってくるんじゃないか?と思いますよ。

 

 

 

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