今日行われた宝塚記念は、久々のレースだったドゥラメンテが凱旋門賞挑戦の前にどんな強いところを見せてくれるのか?が注目でしたが、結果は2着でした。スタートがよくなくて、中団につける予定が後方になってしまい、直線向いても前が壁になりかけたシーンもありましたが、直線での差し脚はさすがという感じでした。勝ち馬のマリアライトからはクビ差の2着ということで、負けてはしましたが、馬場状態とかを考えたら負けて強いところを見せられたかな?という印象です。しかし、レース直後にミルコ・デムーロ騎手が下馬し、あれ?という感じで、ドゥラメンテに何かアクシデントがあった模様で、これは怪我か?という最悪な結果が頭をよぎりました。去年も骨折で凱旋門賞を断念しているのに、今年もドゥラメンテは骨折などの怪我により凱旋門賞を断念か?という最悪の結果が頭をよぎります。私はレースをテレビで見終えた後、昼寝をしましたが、起きた直後ネットのニュースで見ると、「ドゥラメンテ、凱旋門賞は断念」という文字が・・・。あららという感じでした。
キングカメハメハ産駒は本当に怪我をよくするという印象があるのですが、ドゥラメンテも2回目ですか。アクシデントがなければ、負けたとは言え、それなりの強さを見せられたレースだったとは思っただけに、残念ですね。逆にこのレースで光ったのは3着のキタサンブラックです。前走の天皇賞春を逃げ切りで制した強さもありましたけど、今回のレースも1000m59秒1というハイペースの中で、最終的に勝ち馬とそこまで差がない3着でした。本当に馬券圏内を外さない安定感もさることながら、能力が本当に高いなという印象ですよ。このキタサンブラックこそ凱旋門賞で見たいですよ。というのも、私は凱旋門賞じゃなくても良いんだけど、この馬は秋は海外に行くべきじゃないか?と思うんですよね。それはキタサンブラックの今後のローテーションの問題なんですが、私の予想では今後は放牧をして、秋は毎日王冠か京都大賞典を使って、天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念という王道ローテになるのかな?と予想しているのですが、この馬は東京競馬場ではこの走りはできない気がするのです。
似たような馬にゴールドシップという馬がいて、阪神、中山、京都競馬場などの右回りではG1を勝っているのに、東京競馬場では全然ダメでしたね。キタサンブラックもそのパターンな気がするのです。キタサンブラックが唯一大敗を喫したレースも東京競馬場の日本ダービーなんですよ。その前には東京競馬場のレースを勝っているんだけど、メンバーのレベルが明らかに違うので、参考外かもしれない。私の感では天皇賞秋、ジャパンカップはこの馬は厳しいと思う。もちろん凱旋門賞を勝てる保証もないし、勝てない可能性の方が高いだろう。しかし、天皇賞秋やジャパンカップよりは上の順位を狙えるのではないか?という気がするのです。東京競馬場への適性を考えると、右回りの凱旋門賞の方が何とも合っている気はしないでもないです。キタサンブラックのオーナーの北島三郎氏はあまり海外志向が高そうじゃないし、リスクを背負って行くならば国内専念という路線になるだろうと思うが、挑戦したら面白そうな一頭ではないか?と思いますけどね。今のところ凱旋門賞挑戦を表明しているのが、マカヒキのみなので、このままいくとマカヒキだけかな?という感じです。マカヒキもどれだけ勝負になるか?は未知数ですし、もう一頭くらい挑戦すれば盛り上がるかな?という気もします。
特に先行できる馬が有利とも思えるレースだけにキタサンブラックに白羽の矢が上がるのは必然かもしれないが、秋はどうするんだろうね?東京競馬場への適性がどこまであるのか?は私は疑問なだけに秋は海外の方が良いんじゃないか?と思わないでもない。キタサンブラックは本当に3歳からその素質の非凡さを見せていただけに、今後どういう路線を歩んでいくのか?どういったレースを勝っていくのか?も非常に注目です。凱旋門賞が競馬界のワールドカップみたいな扱いに国内では一部なっているので、日本の馬が少しでも出てくれると嬉しい気もするけど、挑戦するリスクもあるから、簡単にはそんなことは言えない。サトノダイヤモンドやディーマジェスティーは凱旋門賞ではなく、菊花賞を選択したが、これは賢明だと思うね。マカヒキが菊花賞に出ない以上は、この2頭にとっては、菊花賞の方が明らかに勝算は高いと思います。2016年も凱旋門賞を断念したドゥラメンテは引退するのでは?という声もあるし、秋には復帰するのかもしれないし、どうなるのか?は分からないけど、このまま終わってほしくない馬ではありますね。ドゥラメンテの今後のローテーションは白紙らしいが、引退という可能性もそれなりに高いということなのかな?エイシンヒカリがイギリスのレースで惨敗を喫して、凱旋門賞挑戦が事実上の断念となっただけに、同タイプの馬であるキタサンブラックへ期待するファンも多いのかもしれないです。

凱旋門賞に挑んだ日本の名馬たち 誰も書かなかった名勝負の舞台裏
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