国立大学に行く意味って何でしょうか?大学受験をするときには主に国公立大学か?私立大学か?両方を併願するか?ということを決めないといけません。そうしないと、勉強の方向性が決まらないのです。志望校までは決めなくても、どういう方向性で勉強をするか?は明確にしておきたいですから、どちらを目指すか?両方を目指すか?を決めるべきだと思うのです。私は国公立大学は最初から眼中になかったです。国立大学や公立大学に行きたいと思える理由がなかったってことが1番の理由です。私立大学はどうしてもブランド力があるので、そこに惹かれる部分があるんですけど、国立大学や公立大学でブランド力があるのはほんの一部の大学のみだと思います。偏差値は高いけど、知名度がないせいか、魅力的に見えてこないというか、そういった状況だったため、高校生の私には国公立大学を目指す理由やモチベーションがなかったのです。しかし、国立大学に進学する意味というか、魅力はちゃんとありますから、そういったところに共感できる人は国立大学に行く意味があるはずです。よく言われているのは国立大学は学費が安いということです。公立大学も学費は安いですけど。私立大学と比較して、国立大学は学費がかからないのが1つのメリットになると思います。
学費は私立大学の中でも違いがありますけど、国公立大学の中でもまた違いがあります。そして、一般的には私立大学よりも国立大学や公立大学の方が学費が安いはずです。学費が安いというのは国立大学のメリット、公立大学のメリットになると思いますが、だからといって国公立大学に進学する方が大学生活にかかるお金が安くなるというわけではないのです。学費が安いという点を国立大学や公立大学の行く意味という風に捉えている人もいると思いますが、それは自宅から通う場合にほぼ限られます。実際どれくらいいるのか?は分かりませんが、下宿する人もいますよね。例えば、関西に住んでいて東京大学に進学することになったという人もいると思います。そういう人は自宅からは通えません。したがって、一人暮らしをすることになります。すると量なのか?賃貸物件なのか?分かりませんが、その分の家賃に当たるお金がまずかかります。そして、実家に住んでいれば、もっと少なくて住んだはずの水道、光熱費、ガス代、電気代、食費なども余計にかかることになります。するとどうでしょうか?これを1年間続けていくと、結構な金額になると思います。
結果として、一人暮らしをしないといけないとなると、いくら学費が安い国立大学に行ったとしても、実家から通える私立大学の方が安く済むことがあるのです。それは認識しておかないといけないです。だから、国立大学に行く意味として学費が安いという点を挙げても、その恩恵を受けられる人は自宅から通える人のみです。国立大学の場合には地元を受ける人が多いと思うんですよね。だから、関西出身ならば京都大学、大阪大学、神戸大学などを受けて、東大を受けに来る人は少ないかと思います。国立大学は学費が安いですけど、全部の大学が同じ金額ではないので、そこは考慮していく必要があります。学費の安さで国立大学を選ぶ人はいても、国立大学の中で学費が安いということを優先して受ける大学を決める人はまずいないと思うのです。国立大学でも理系や医学部は学費が高いので、例外もあると思いますけど。あと、将来的には国公立大学の学費は上がるという予測もあります。これは実際にそうなるのか?どうかは分かりませんし、数年後とかの話ではないので、今すぐに関係のある話ではないですけどね。
学費以外で国公立大学に行く理由があるとすると、私立大学よりも上に見られる場合があるということです。これも結局はその大学のレベルにもよりますけど、特に国立大学のほうは私立大学よりもレベルが高いという印象を持つ人もいます。全てがそういうわけではないんですけどね。国公立大学も偏差値などはピンキリですから、私立大学の中の上位大学に普通に負けるところはあります。だから、一概には言えないものの、全体の印象としてそういったイメージを持っている人もいるということですね。そこで国公立大学に行く理由にする人はほとんどいないと思いますけど。逆にブランド力は私立大額の方が総じて上な傾向があります。国公立大学でそれなりの知名度を誇るのは限られています。その理由はどうしてもスポーツなどでメジャーになることがないからです。いずれのスポーツにおいても国公立大学が躍進するケースがほぼありえません。たいていは私立大学です。それによって知名度やブランド力が私立大学に根付いていったのでしょう。
ただ、ブランド力っていうのもよく分からない概念で、そんなに得することがあるか?というと微妙かもしれないです。でも、国公立大学の中には偏差値はとても高いのに、知名度がないせいで損をしている大学というのがいくつかあると思います。例えば、一橋大学や東京工業大学は知らない人は名前も聞いたことないと思います。それでFランク大学と勘違いをされることもあるかもしれないのです。国公立大学のデメリットとも言える部分かもしれないです。公立大学は知名度があまりないところも多いのですが、国立大学もデメリットと思えるくらいに知名度が浸透していない大学が結構あるんですよね。国立大学にはメリットもあります。学費が安いし、詳しい人にはすごいみたいな目に見られることもあります。特に地元の国立大学は地元出身者には尊敬の眼差しで見られることもあります。でも、そういう反応とは真逆の状況になることもあるので、国公立大学の宿命なのかもしれません。国公立大学に行く理由はすでに挙げたような感じですが、私立大学にも同じく行く理由はあるので、両方を比較しながら、どこを受けるか?決めていくと良いのではないでしょうか?

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